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2月 如月(きさらぎ)

“きさらぎ”は、植物が生き返ること、大地の生と死との循環、「更生」と「復活再生」の息吹を意味しています。
衣服を重ねる「衣更着(きさらぎ)」から、転じたという説もあります。

如月のこよみのお話(音声)

 

※画面に表示されていない日付の音声は右側のバーをスクロールしていただくと下にございます。

如月の主なこよみ

ねはん会
ねはんとは釈迦入滅の日で、この日各寺院で行われる法会をいう。釈迦の遺徳追慕のため、涅槃図を掲げ、遺教経を読踊する。

針供養
針を休めて、折れた針を供養するための日。古針を豆腐やこんにゃくにさして流したり、危なくないように紙で納める。

聖バレンタインデー
聖人バレンチヌスがローマの皇帝クラウシウスのため殉教した日。この祭りの起源はギリシャのパンの神の祭りであり、一種の性的開放の日とされ、また、この日から小鳥が交尾を始めるともいわれる。十四世紀頃にこの祭りがバレンチヌスと結びついたのは、恋人という意味のギャランティンに似ているためといわれている。欧米では恋人どうしが互いにプレゼントを贈り合う習慣があり、この日に限り、女性から男性へ愛の告白をしても良いとされている。

暦の用語辞典


[立春]

今年になって初めて春の気が立ちこめ、氷を溶かし始める季節。節分の翌日。この日が本来の年変わりとなる。

[雨水]
地上に陽気が漂いはじめ、山の雪や湖の氷が溶けて雨水となる。また、雁が北に渡る季節。

[節分]
季節の移り変わる時(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のこと。一般に大豆を「福は内、鬼は外」と連呼しながらまく風習があります。

[臘日]
中国伝承の行事。狩の獲物を先祖に捧げ、一年の無事安泰を感謝する日。

[十万暮]
十干と十二支の組合せが悪いため、結婚、交渉事、事始めなど、万事に労して功の少ない厄日とされている。

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