2月19日「春一番」のお話

春一番は、その年の立春から春分までの間に東から南寄りの風を指し、春の到来を告げる“恵みの風”と言われます。
実際は、西高東低の冬型の気圧配置が崩れ、発達した湿帯低気圧が日本海を通過すると、暖かく強い南風が吹くことがあります。これを春一番と言います。
もともと、北陸の能登や九州の壱岐地方の漁師の間で使われていた風の名前とも言われますが、続けて三番まであるそうです。気温が急上昇するので山は荒れて、雪崩を起こしやすい環境になるので警戒が必要です。この頃、熱々のフロ吹き大根やカブラ蒸しが本当に美味しいですね。