2月2日「節分」のお話

今日は節分。昔は「立春正月」との風習もあり、節分は一年最後の日と考えられていました。新春には神様が訪れて民に祝福を与えてくれるという信仰があり、神様を迎えるために豆を撒き、イワシの頭を刺した「焼いかがし」等をして邪気や災いをもたらす疫病神を祓ったのです。
これは推古天皇以後、飛鳥時代の疫病退散が起源とされています。しかし、日本の「鬼」は身近な存在でとてもユニーク。外国のデーモンとは違います。 可愛らしく憎めず、中には仏になった鬼も居ます。
今年、あなたは自宅で?それとも神社で“鬼は~外、福は~内”でしょうか?ただ、蒔いた豆を年の数だけ食べるのは、迷信ですから無理しないでください。