2月6日「初午」「ひな人形の準備」のお話

午の日はお稲荷さんのお祭りの日。初午、二の午、三の午と、一か月に3回、午の日がある年は、お米が豊作であるとされています。今日は「初午」で“お稲荷さん”の日。
京都の伏見稲荷大社の奥山に宇迦ノ御魂が降り立った日なので、この日は穀物を祀る全国の稲荷社では祭事があります。 あの赤い千本鳥居、実際に稲荷山に登って数えてみては如何ですか。皆様の信心の深さが分かります。
そして、そろそろお節句飾りの支度をしませんか。ひな人形は、実物をかたどって小さく作ったひな形。子供の健康を守る依り代でもあります。ヒシの実を粉にして突いた菱餅や桃酒、あられ、ヨモギ餅など、お供え物の準備も忘れてはいけません。全ては信仰に基づいた習俗なのですから。