暦法研究家
象英塾塾長
NPO法人論語普及会
安陽周易研究会顧問

自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作

著書一覧

夏は夜が短かったため、急に夜が長く感じられるようになります。夜が長いことから“夜長月”。
これが変化して9月を「長月」と呼ぶようになったといわれています。
ほかにも、この時期は長雨が降ることから“長雨月”から転じたという説もあります。

 

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今月の動き(令和5年9月)

重陽の節句を迎える今月は“しらつゆ”の白露を前日に、秋空をひとしお感じさせる頃です。秋分は秋の彼岸の中日。昔から先祖を敬い、亡くなった人の霊を偲ぶ日にあたります。そして春分と同様に昼と夜の長さが等分に。その日から昼が徐々に短く夜が長くなるのです。

今月は8日の白露の節より月命辛酉・一白水星の星盤になります。十干の辛は金の弟で五味の一つ。「萬物成」の秋の実りを象徴する貌ですが「陰始成」の頃。象意は“からい、つらい”であって辛辣を意味しています。十二支の酉は真西に位置し、やはり季節は秋で、本義は「酒」。麹の発酵を促し、熟成させて更に変貌させる意味があります。

そして九星は一白水星です。卦象は「水」を表し卦徳は「陥る」です。今月は星の組み合わせが悪いのです。とくに国家の長やリーダーの星が北にあって暗剣を持つ星盤は、政官財に醜聞が流れるか業界との癒着問題に国民が翻弄させられる暗示を指しています。互いの既得権益を守るための紛争や甲論乙駁も。辛酉や辛亥に当たる時には革命が起きると言う説がありますが、良い方向性を探し大人の対応が急務です。

自然では連続する大型台風に警戒です。崖崩れや氾濫など予防と対策、不備を補うことを心掛けましょう。

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