自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作
今月の動き(令和8年10月)
神無月とは旧暦十月の季語ですが、全国の神々が出雲大社に集合する呼称でもあります。ただ地方では秋祭りの盛んな月。春に山から降りてきて稲の成長を見守ってくれた田畑の神様に、収穫した穀物をお供えして報告祭をします。そして、山車を引いて村々を渡り歩くのです。
今月は8日の寒露の節より月命戊戌・九紫火星の星盤になります。戊は土の兄で中央に位置し「茂」に通じ、陽気が旺盛になって繁茂します。そのため風通しが大事であり、枝葉を剪定する作業が必要と教えています。また、地支の戌は北北西にあって季節は晩秋。土気に属し意義は「茂」。陽気の発現と増殖とで枝葉が繁り「荗」に通じる。そして九星の九紫は火気に属し南を定位とする星。卦象は「火」。卦徳は「明智」。その性質は附着、動揺、移動、そして顕現作用です。火は華やかな印象を持ちますが全てが瞬間的(一時的)。易卦では中が空洞の象なので真偽が分からない。干支の組み合わせも同意義で風通しが悪いのです。自然の新旧交代は戌から始まって寅までかかりますが、政治や経済界のサイクルはもっと長い目で見なくてはならないかも。今期は、笑う業界と泣く業界がありそうです。また、自然界では実りの秋を迎えますが、まだ台風予報が続く暗示。寒暖差にも留意が必要です。
暗剣殺:南方
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