
自然と ともに 生きる
井上象英 代表執筆作
今月の動き(令和5年5月)
夏も近づく「八十八夜」は立春から数えてのこと。この頃に摘まれる新茶は、冬の間に栄養をたっぷり蓄えて甘くて美味。寿命を延ばす縁起の薬草でもあります。そして、ゴールデンウイークから始まる五月は一年で最も爽やかで快適な季節。立夏を迎え、立身出世を願う「端午の節句」も、本来は無病息災を祈念する節句祭りでした。
今月は六日の立夏の節より月命丁巳・五黄土星の星盤になります。丁は南に位置して陰の火。古い体質に対し新しい勢力の台頭を意味し、事の善悪ではなく互いの欲望のぶつかり合いを意味しています。また、巳は「身・実」に通じ、従来のあり方から新しい活動に入る時期を指しています。つまり、共に成長過程にある新勢力の台頭を予感する貌と言えるのではないでしょうか。
そして九星は五黄星。萬物創造の根源を指す星であり、陰陽合体の太極を象徴しています。これは干支の意味するところが強く暗示されると云うこと。政治も人生と同じ。上げ潮の時は油断が出来ません。政党政治の癒着や献金問題など慣習には断固たる姿勢が求められ、マスコミ報道も過熱の暗示です。自然界では早々に初夏の嵐(台風)が来そうです。早い梅雨の到来かも知れません。例年通りに風雨対策を心掛けましょう。
暗剣殺:なし
強運ランキング
【1位】三碧木星
【2位】四緑木星
【3位】六白金星