自然と ともに 生きる
井上象英 代表執筆作
今月の動き(令和7年1月)
今は旅先で元旦を迎える人が多くなりましたが、もともと正月はお盆と同じ。祖先の霊に当たる年神様を迎えて祀り、一年の豊作を祈る日でした。門松は年神様が降りてくる目印で、その為に黒豆や数の子、田作り、昆布巻きなどの料理を作ります。正月は稲作儀礼の一つなのです。
今月は5日の小寒の節より月命丁丑・三碧木星の星盤になります。丁は南に位置し火の弟。説文では「萬物皆丁實」とあり、陽気が盛んな時。意義は「あたる」で、陰陽の衝突を指しています。また、地支の丑は東北に位置し「紐」に通じ、命を繋ぐ働きと結ぶ意味がある。
そして九星は三碧木星。卦象は「雷」で卦徳は「振るい動く」。“声あって貌なし”で、物事を前進させる働きがある。善悪を震いに掛ける作業があるかも知れません。時に、新勢力の台頭に院政を望む旧勢力が悪手を踏む暗示も。治政者の力量が問われる今期、国民目線では見えない国家間の取り組み、清濁併せのむ契約や約束が見え隠れします。もちろん、東に凶神が巡るので、知る権利を主張するメディアの報道に関する異論、秘密漏洩など生成AIで広がるニセ情報問題も話題に。
また、自然界は冬本番。暖冬気味でも時として寒気の襲来も。全体的に曇天の日が多いが、地域によって記録破りの雪の今期、地震と噴火の周期でもある。
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