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2月28日「祭りと祀るの違い」のお話

同じ“まつり”でも意味がちがう「祭り」と「祀り」。神社に行くと「祭祀」と言う言葉を耳にしますが、神様と神主が対峙して神事を(祈祷)を行う儀式が、衣辺のついた文字の「祀る」と言います。

そして、その神様をお宮や神輿に載せて鎮守する地域を練り歩くことを「お祭り」とするのが一般的な解釈です。とくに「祭り」は“神様を待つ”という言葉のひびきに、人々の期待とあこがれが基本にあって、降臨される神々を待ち望んでいることに由来しているそうです。

神々と人々が出会い、触れあうところでもあるのです。お神輿に乗られた神様は、担いだ人々の掛け声とともに揺られ、町中を練り歩き、川や海に入って楽しまれているのでしょうね。

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