1. HOME
  2. 2月18日「雨水」のお話

2月18日「雨水」のお話

今日は二十四節季の「雨水」です。ひと雨ごとに暖かく、山の雪や氷が解け始め、雨がよく降るようになります。

一方で、その雨が雪になるかも知れない三寒四温の季節でもあります。それでも少しずつ水がぬるみ始め、降る雨は草木の発芽を促してくれます。

そしてこのころ、草の中で冬を越した害虫を一掃するために、地域によっては「野焼き」をすることがあります。焼けた灰は、芽生えの助けになります。かつて私たちのご先祖が行ってきた焼き畑農業は、野焼きを賢く利用した、無肥料農法なのです。

「雨水」から「啓蟄」までには陽気が地上に湧きあがり、空気も暖かくなります。

error: