2月20日「庚申」のお話

今日は「庚申」(かのえさる)の日です。暦の中には節分や入梅、彼岸、七夕やクリスマスなどの雑節や年中行事がさまざまありますが、十干と十二支の組み合わせで決められた祭りごとがあります。
それが「甲子」(きのえね)は“こうし”待ちと言って大黒天様を祀ったお祭りをします。庚申(かのえさる)は“こうしん”待ちと称して、帝釈天様を祀って手をあわせ、己巳(つちのとみ)は“きみ”待ちと称して、弁財天を祀ってお祭りを致します。
日本の暦には新旧があって面倒かも知れませんが、地域によっては田植え神事や神祭りでは旧暦を重視する場合もありますので、このような記載が外せないのです。