暦法研究家
象英塾塾長
NPO法人論語普及会
安陽周易研究会顧問

自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作

著書一覧

「四時果てる月」とは
1年の四季終わる事をさしています。
昔は12月(子月)が新年でした。
お正月もお盆と同じように
先祖の霊を弔う月だったのです。

今月の動き(令和7年12月)

「事納め」や「事初め」は祭事の意味。事の神様は田畑に住んでいて農事を守護する神様とされています。もちろん煤払い、門松やシメ縄などお正月を迎える準備は今月の中旬から。柚子湯に浸かって穢れを祓ったり、年末行事は盛り沢山です。

今月は7日の大雪の節より月命戊子・一白水星の星盤になります。戊は土の兄で中央に位置し「茂」に通じ、万物の陽気が旺盛になり繁茂する。そのため隠れた部分にカビが生え虫が湧くのです。つまり枝葉を剪定する作業が必要と教えています。また、地支の子は北にあって季節は冬。水気に属し意義は「孳」。陽気の発現と増殖との働きがあって、やはり茂る意が強くなる。九星の一白の易卦は「坎」で北を定位とする星。卦象は「水」。卦徳は「陥る」で陥険でもある。水は高き所より低きに流れ落ちるが、万物を潤す働きもあって、干支の組み合わせが群れて風通しが悪いのです。ただプラス思考で考えれば、古きを捨て(伐採し)新しい展開を迎える若返りの暗示と受け取れます。政界もしばらくは傍観するしかない。ただ、経済界では大手企業を中心に世界から得られる信頼関係や企業実績に新しい課題が生まれ、期待と不安で混乱がち。

自然界では冬の訪れは厳しく深刻。あまり雪の降らない地域も対策を忘れずに。

暗剣殺:北方

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