
自然と ともに 生きる
井上象英 代表執筆作
今月の動き(令和7年9月)
昔から八朔、二百十日、二百二十日は三大厄日として恐れられた。農作物に被害のないように祈願祭をしたのが「風祭り」で、丁度稲の開花期に当たります。令和の米騒動に端を発した農業への関心事、お米の有難さに改めて感謝したいものです。
今月は7日の白露の節より月命乙酉・四緑木星の星盤になります。乙は木の弟で陰気が尚強く、芽を出しかねて曲がりくねる貌。本義は「軋」でかがまる様子。「乙乙」として逡巡している状態。酉は西方にあって「酒」を醸造する器の形に象る。意義は「成る・老いる」とし、季節は仲秋の8月。九星の四緑木星の定位は東南ですが卦象は「風」で卦徳は「伏入」。この風は吹き来たりて去る作用があり、物に従い万物を吹きあおる。その動きには一定性がありません。
また、人物では柔順とか従う意味を有していますが、自身の事は不安定で優柔不断。政官財それぞれに不安要素続出で経済界も独り歩きする暗示の今期、情報への過剰反応や言葉の行き違い、思慮不足からの不調和問題。山積された重要事項は優先順位を決めて結論を出してほしい。ただ、かねてよりの条約や規制に風穴が開くかも知れない。自然界では、ゲリラ豪雨、台風シーズンですが猛暑も続く。日常生活の中での予防と健康管理を留意しましょう。
暗剣殺:東南方
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