暦法研究家
象英塾塾長
NPO法人論語普及会
安陽周易研究会顧問

自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作

著書一覧

稲の穂が膨らむ月、文を交わす月とか。
本来、牽牛と織姫に詩歌を献じて
七夕をいつくしむ習慣がありました。
今はスマホですが、たまには自分の字で、
暑中見舞いを書いてみようではありませんか。

今月の動き(令和7年7月)

家事暦の今月は「七夕まつり」「お中元」「暑中見舞い」「お盆の用意」と猛暑の中でもかなり忙しい。とくに眠気を吹き飛ばす眠気払いの神事が「ねぶた」祭り。笹竹に穢れを託して川に流す行事は禊払い。どちらも身体健全の願いからの疫病祓いです。

今月は7日の小暑の節より月命癸未・六白金星の星盤になります。癸は水性の陰気で北に位置し、武器の三鈷杵を象っているが、本義は「揆」で“めぐる”や“戦う”意味。未は南南西に位置して土気に属し、象形は木の枝が幾重にも重なっている貌。その意義は「いまだ」であって、何事も不十分な「昧」としている。

また、九星は六白金星。卦象は「天」卦得は「剛健」で、その特性は威厳と尊厳を持って健健と動いて止まない働きを象徴している。春頃は関税ショックで大荒れの相場だったが、徐々に風向きが変わってくる。とくに金融市場では世界を睨んだ新政策とか。円の値動きにも注目です。投資家はリスクを見極める時。また、議員選挙では自民党を支える農業界が心配。離反の動きになれば、自民党政治は事実上崩壊するかも知れない。防衛費や物価安定策の膨大な課題に汗だくです。ただ、政局は問題山積でも経済面は復調の兆し。自然界では、ゲリラ豪雨や突風被害、空気の汚染、食中毒、熱中症にも注意されたい。

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