
自然と ともに 生きる
井上象英 代表執筆作
今月の動き(令和7年4月)
もとは旧暦で行われていた灌仏会。新暦では4月8日に花祭りがあります。「灌」とはそそぐこと。中国の伝説では、九匹の龍が天から甘露の雨を注ぎ産湯を使わせたとのこと。しかし本家のインドでは日を決めていません。日本では花御堂の中の仏様に甘茶を注ぎ平和を祈ります。
今月は4日の清明の節より月命庚辰・九紫火星の星盤になります。庚は金の兄で「經」に通じ、秋の庚庚として再生する力を意味し、草木が十分に成熟して実る貌でもある。地支の辰は東南に位置し木気の星。「震・振」と同義で北辰の如く天子の活動を表し、常に動いて止まない生命力を表しています。
また、九星は九紫火星。卦象は「火」、卦徳は「明智」ですが、光明性を意義としているので、向上性や変革して躍進する体質、未知の世界へ向けての活動も暗示します。しかし明智は良いことばかりではありません。清濁併せ呑む度量より清廉潔白な明白性もある星。つまり、正しい政治、本来あるべき姿(原点)に帰るための構造改革がテーマの周期に。世界経済が大揺れになる暗示があるが、日本の株式や経済界には一燈ありで、情報、知的産業、開発業など異文化圏への積極的な投資の兆し。円高に触れそうです。
自然では風が強く雨が少なく乾燥気味。花粉やアレルギー性の疾患、皮膚炎や喉咳に留意を。
暗剣殺:南方
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