自然と ともに 生きる
井上象英 代表執筆作
今月の動き(令和6年11月)
平安や鎌倉の時代、公家や武家社会の行事だった「七五三」。髪置や袴着、帯解きなどの儀式は無くなりつつありますが、15日前後の日曜日には神社仏閣での正式参拝帰りに、千歳飴を持った親子連れを見かけます。良き日本の伝統文化ですね。
今月は七日の立冬の節より月命乙亥・五黄土星の星盤になります。
干の乙は木の弟で草木の芽生え時で「軋」に通じ、本義は「屈折」。環境が十分に熟さぬために軋み、かがまる意。地支の亥は西北に位置し「核」や「刻」と同意義で、人為を越えた天意の働きを持っています。説文では陰気と陽気が相交わって子を生ずる義とある。
また、九星は五黄土星。卦象は「太極」を表し変化の大王の星。消滅と復元のエネルギーが象意ですが、陰気の支配が強くなる今期、新しい政治体制の雲行きに注視の時。また、自国の基盤が未だ不安定の中、他国の政治不安か経済の動きにも注意です。対外環境の動きによって再び経済に波乱が起きれば、政局に新たな動きが始まるかも知れません。つまり、天変地異は自然界だけではないと言うこと。反面、流通や外交の宮に吉神が集まるので、悪循環へ持ち越すことはない。
自然界では、好天が続く傾向ですが紅葉狩りの季節は短いかも。初雪の地域もドカ雪となりそうで、寒暖差に注意です。
暗剣殺:なし
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