「四時果てる月」とは1年の四季終わる事をさしています。昔は12月(子月)が新年でした。お正月もお盆と同じように先祖の霊を弔う月だったのです。
それでは1月のこよみをお届けいたします。
*ご案内*
日本の豊かさを知っていただきたい
足を運んでいただきたいという想いを込めて
一部の記事には関連リンクも差し込んでおります
どうぞお楽しみくださいませ
1月1日「初詣」のお話
元日に氏神様や、その年の恵方(吉の方角)になる…
2024.12.30
元日に氏神様や、その年の恵方(吉の方角)になる神社仏閣に始めて参拝することを初詣と言います。
本来お正月は、お盆と同じく祖先の...
1月2日 「初夢」「書き初め」のお話
七福神の乗った宝船の絵を枕の下に置いて寝ると…
2024.12.30
七福神の乗った宝船の絵を枕の下に置いて寝ると、元旦の朝か2日の夜に嬉しい夢が見られる縁起のお話。
“1冨士山、2鷹、3なすび”...
1月3日 「お雑煮」 のお話
おせち料理で残った食材を活用し…
2024.12.30
おせち料理で残った食材を活用し、丸餅や角餅、紅白のかまぼこや筍に蓮根、ニンジンを入れ食材は様々。
お正月の雑煮は“雑に煮る”が...
1月4日 「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」のお話
地中から湧き出た水が、少しずつ雪や氷の下で動き出し…
2024.12.30
地中から湧き出た水が、少しずつ雪や氷の下で動き出し、秋に撒いた麦の種が、針の先のような芽を出し、そして、雪の下から顔を出すころです。...
1月5日 「小寒(しょうかん)」のお話
二十四節気の一つの小寒…
2024.12.30
二十四節気の一つの小寒。この日をもって「小寒入り」をし、本格的な冬が到来します。大寒を含め、節分までは寒の内。日のでている時間は少し...
1月6日 「高崎だるま市」のお話
群馬県の高崎では「だるま市」が立ちます…
2024.12.30
群馬県の高崎では「だるま市」が立ちます。
禅宗の開祖である達磨大師は、中国の少林寺に入り、9年間壁に向かって座禅修行したことで...
1月7日 「人日」「七草」のお話 年始回り
「人日」は五節句の一つで…
2024.12.30
「人日」は五節句の一つで、人間が体を休める斎日(忌み日)でした。
昔から元日は、年と月と日の3つの時間の始まりなので特に重視さ...
1月8日 「晴れ着のお手入れ」のお話
お正月に着た晴れ着にシミや汚れがないかを確認して…
2024.12.30
お正月に着た晴れ着にシミや汚れがないかを確認してクリーニングへ出しましょう。
昔はお正月も過ぎたこの頃、「洗い張り」(着物をほ...
1月9日 「宵えびす」のお話
今日は“福笹”で商売繁盛を祈願する…
2024.12.30
今日は“福笹”で商売繁盛を祈願する「宵えびす」の日です。
この「宵えびす」は、毎年9日から3日間、日が暮れてから恵比寿様に参拝...
1月10日 「初金毘羅」のお話
毎月10日は金毘羅の縁日で…
2024.12.30
毎月10日は金毘羅の縁日で、年の初めの縁日を「初金毘羅」と言います。
「金毘羅様」は仏教やヒンドゥー教と共に伝わったとされる渡...
1月11日 「鏡開き」 のお話
お正月に飾った丸い重ね餅を細かくほどいて、焼いて頂くことを…
2024.12.30
お正月に飾った丸い重ね餅を細かくほどいて、焼いて頂くことを「鏡開き」と言います。
形が神様の神器である丸い鏡に似ていたことから...
1月12日 「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」のお話
まだまだ寒さは厳しくはありますが…
2024.12.30
まだまだ寒さは厳しくはありますが、大地の下では着々と春の芽吹きの準備が始まっています。
「水泉」(すいせん)とは、地中より湧き...
1月13日 「成人の日」のお話
成人に達したことを社会的に認知して頂く儀式ですが…
2024.12.30
成人に達したことを社会的に認知して頂く儀式ですが、つい数年前までは、子供が満20歳を迎えて「成人」となりました。
しかし、現代...
1月14日 「仙台どんと祭」「大阪四天王寺どやどや」のお話
「無病息災」を祈願する地域のお祭り…
2024.12.30
「無病息災」を祈願する地域のお祭り「どんと焼き」。
仙台のどんと祭、大阪四天王寺の「どやどや」も同じく、お正月に使用した門松や...
1月15日 「小正月」 のお話
月の満ち欠けを基準にした旧暦の「お正月」のこと…
2024.12.30
月の満ち欠けを基準にした旧暦の「お正月」のことです。
私達のご祖先達は、満月から満月までを一ヶ月として定め、生活リズムを形成し...
1月16日 「藪入り(やぶいり)」「えんま詣り」のお話
「藪入り」とは、商家や武家屋敷に努めていた奉公人が…
2024.12.30
「藪入り」とは、商家や武家屋敷に努めていた奉公人が宿下がりすることを言います。
昔、奉公制度があった時代、奉公人は奉公先に住ん...
1月17日 「冬の土用」 のお話
今日から冬の土用に入りました…
2024.12.30
今日から冬の土用に入りました。土用は一年に四回あります。寒気の厳しい冬の土用は根菜類を頂くと良いのですが、最も滋養強壮に良いとされる...
1月18日 「初観音」 のお話
毎年、正月の18日は観音菩薩の初縁日…
2024.12.30
毎年、正月の18日は観音菩薩の初縁日です。
中でも年初めの「初観音」の縁日は格別です。極楽浄土の菩薩の世界に住むと言われる観音...
1月19日 「雉始雊(きじはじめてなく)」のお話
日本の国鳥であるキジにも恋の季節があります…
2024.12.30
日本の国鳥であるキジにも恋の季節があります。この頃、雄鳥は、寒空に遠く響きわたるほどにかん高い求愛の鳴き声を上げ始めます。キジは童話...
1月20日 「大寒」 のお話
今日は二十四節季の一つ「大寒」…
2024.12.30
今日は二十四節季の一つ「大寒」です。
寒さが一段と厳しくなりますが、冬魚が美味しくなる季節とも言えます。ただ、旧暦ではまだ12...
1月21日 「初大師」のお話
今年初めての弘法大師の縁日…
2024.12.30
今年初めての弘法大師の縁日。「初弘法」とも言います。弘法大師は、「空海」のおくり名です。
平安時代に弘法大師様が訪れたことで有...
1月22日 「款冬華(ふきのはなさく)」のお話
一年の中でも、最も寒さが厳しいこの頃…
2024.12.30
一年の中でも、最も寒さが厳しいこの頃。
雪解けとともに野山の土の間から、フキノトウがかわいらしい顔をのぞかせ、一斉に芽吹き始め...
1月23日 「道祖神祭り」 のお話
道の安全…
2024.12.30
道の安全、村や地域に対して外部からの疫病をさえぎってくれると言われる「道祖神」。
そのお祭りは小正月を過ぎてから25日ぐらいま...
1月24日 「初地蔵(巣鴨とげぬき地蔵尊例大祭)」 のお話
お地蔵様は「地蔵菩薩」の尊称で…
2024.12.30
お地蔵様は「地蔵菩薩」の尊称で、お釈迦様が亡くなられたあと、弥勒菩薩様が現れるまでの間に、お姿を現された仏様と言われています。
...
1月25日 「初天神・うそ替え」のお話
今日は「天神さんの日」…
2024.12.30
今日は「天神さんの日」です。初天神は正月25日の天満宮の縁日のこと。
天つ神の「天神」ではなく、菅原道真が亡くなってから都に天...
1月26日 「奈良・若草山焼き」のお話
今日は、早春の風物詩“山焼き”のお話…
2024.12.30
今日は、早春の風物詩“山焼き”のお話です。奈良県の若草山は芝生に覆われたなだらかな山です。
早春を告げる伝統行事として山全体を...
1月27日 「台所の整理と三宝荒神」 のお話
お台所の整理も掃除も日常的におこなっていれば問題ありませんが…
2024.12.30
お台所の整理も掃除も日常的におこなっていれば問題ありませんが、放っておくと大変なことになります。
仏教で重んじる「仏・法・僧」...
1月28日 「初不動」 のお話
迷いや邪悪な心を断ち切る“お不動様”…
2024.12.30
迷いや邪悪な心を断ち切る“お不動様”。「不動」とは動かないこと。
大日如来の化身と考えられている不動明王は、憤怒の姿でとても怖...
1月29日 「千両や万両」 のお話
寒暖差が激しく…
2024.12.30
寒暖差が激しく、透明感のある月や星が夜空にもっとも美しく見える季節になりました。 この頃、夏に黄緑色の花を咲かせた千両や万両が沢山の...
1月30日 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」 のお話
日本の七十二候と中国の七十二候とは…
2024.12.30
日本の七十二候と中国の七十二候とは、鳥の産卵や霜が降ったりするタイミングが異なります。
ここで言う「とや」とは鳥小屋のこと。つ...
1月31日 「一粒万倍日と不成就日が重なったら?」 のお話
今日は暦の歴注や行事蘭に何も書かれていないので…
2024.12.30
今日は暦の歴注や行事蘭に何も書かれていないので、時々登場する「一粒万倍」と「不成就」と言う暦の選日の内の一つのお話をします。
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