「義士祭」は4月と12月に東京高輪の泉岳寺(曹洞宗)で行われる行事です。
とくに赤穂浪士の討ち入りの日に合わせて開催される12月の「義士祭」は有名で、大石内蔵助を中心とした「忠臣蔵」の伝説は、歌舞伎や映画にもなって時代劇ファンの自分にとっても欠かせない作品です。
泉岳寺には、その話の元となった赤穂事件で主君の仇を討って散った赤穂義士47名と、その主君・浅野内匠頭長矩(ながのり)の墓所があります。主君に忠義を尽くした義士達を供養する祭りには、毎年多くの参拝者が訪れます。ちなみに、史実では当日、雪はやんでいたとか・・さすが演出が上手いですね。