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5月15日「京都葵祭」のお話

5月のこよみ

古来、祭りと言えば京都の「葵祭り」を指す・・・と言うほどに有名なお祭りです。今から1500年前に始まったとされる賀茂御祖(かもみおや)と賀茂別雷(かもわけづち)の祭礼を由緒としています。

もともと京都の豪族であった賀茂家、平安時代に疫病退散祈願のために始まった祭礼は、御所車と称する、葵の蔓草で飾った牛車に、斎王(さいおう)を乗せ、およそ8キロの距離を、平安装束の人々が練り歩く壮観な行列です。 京都御所から出発し下鴨神社へ、そして上賀茂神社に向かい大祭が行われ、夕刻には御所に戻ります。

クライマックスと言えば、「走馬の儀」ですね。カンムリや牛車、双葉葵の葉や蔓で飾った御簾、斎服も色豊かな宮廷文化の行列です。当日は世界からの観光客も多く、日本の伝統と華麗な王朝文化を彷彿とさせる感動的な行列です。

ぜひ一度は行列をご覧ください。

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