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5月17日「日光東照宮春季祭」のお話

5月のこよみ

栃木県日光市にある東照宮は、「東照大権現」と呼ばれる、徳川家康を神様にして祭った神社で、関東平野一体を鎮守する神として、崇敬の参拝が絶えません。

ご祭神の家康は、1616年に隠居先の駿府で亡くなったあと、遺言で、久能山に葬られましたが、一周忌以後に日光の輪王寺に改めて葬られました。しかし、天海大僧正ご進言によって「東照大権現」のご神号が与えられ、二代将軍の秀忠が豪華絢爛な霊廟、東照宮を造営します。

もともと日光山は、766(天平)勝道上人によって開山され、以来、平安時代には空海、円仁らの高僧の来山があり、鎌倉時代には頼朝公の厚い信仰を得て、関東の一大霊場として発展してきました。

今日はその春季大祭にあたります。

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