【象英だより】2023年10月の活動報告
2023年10月の活動報告
先月の9月27日~30日まで、象英塾生と共に台湾(台北)の孔子誕生祭(釋奠)に参列してきました。日本からは「論語普及会」の副会長様や会員の方々とツアーです。
式典の28日は早朝5時にホテルを出発し、6時からの祭事です。
孔家79代直裔孫の孔垂長先生がお香をささげて祭事は終わりますが、4年ぶりの式典参列なので、子供達の八佾の舞や、雅楽など新鮮で清々しい思いでした。多くのマスコミも取材に来ていましたが、とくに光栄でしたのが、孔家ご一家との昼食会があったことです。
そして宣蘭の孔子廟や桃園孔子廟では廟内で参加者全員で「学而第一」を素読したことなど、心に残り忘れられない旅となりました。
また、10月早々には和歌山へ。遠井研修センター「金襴の家」で、伊与田覚先生の墨蹟「道縁無窮」碑の序幕式があり、その後、「こよみの話と易学」を講義させて頂きました。
そこでは珍しい餅つきと餅撒きの行事があり、近隣のご婦人や子供たちが大勢広場に集まり、大変な賑わいになりました。自分も童心にかえって、紅白餅やお菓子を拾ったのです。
駅からの送迎やご準備など、世話人代表の進藤良孝様には大変お世話になりました。
時に、二週間ほど前、自宅のベランダに秋の彼岸に咲く曼殊沙華が一輪咲きました。サンスクリット語では「天界に咲く花」を意味するそうです。
ところで、10月は、神様が国元を留守にするので“神無月”と言いますが、その国元には恵比寿様がお留守番をします。その感謝の証が「えびす講」と言えるのかも知れませんね。
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