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【象英だより】2020年09月の活動報告|自然の恵み

私達の祖先は、国家が成立するはるか太古より人知を超えて、海や山、川や草木、森や動物達からの恵みを受け、それぞれに畏敬と感謝の念をもって暮らしてきました。

生命科学や微生物学の分野では原理を解明されたものの、その推移や行動、自然環境の営みまでは、まだまだ未知の世界であって予測することすら出来ません。

日本の神々は八百万(やおよろず)と言われるほど多く、自然そのものを信仰の対象としています。水の惑星である地球には美しい自然や動植物、人々と共に生きてきた数億年の地球歴史に記憶として残っています。

日本での「神道」という言葉自体はなじみがありませんが、伊勢神宮や明治神宮、出雲大社や春日大社など、何となく、漠然として理解しているのではないでしょうか。

“神ながらの道”は、自然の中に霊気とか神様をみる自然崇拝、先祖を崇める祖霊信仰が核となって、古代から連綿と今日まで継続してきた信仰と言えます。

そして、この神々は、日本の国土(自然)から発生したパワーの源でもあります。
その神様の、もっとも主要なお役目は、“命ある物を生み出す”ことにあります。
それは、産霊(ムスヒ)、天地の万物を生み出し、産む成す霊妙不可思議な神霊であります。

自然を敬い恐れる(畏敬)が故の感謝の行為、自然がもたらしてくれる恵みに感謝する姿勢が「祭礼」や「秋祭り」になったとも言えるのではないでしょうか。

この九月から十月にかけて多くの収穫祭が行われます。ぜひ、お出かけ下さいませ。

そして私は、神社研修の修了式、修善寺の浅羽旅館のお稲荷社大祭に参列させて頂き、京都赤山宮での大祭を執行し、翌日は伊崎寺のお不動様にご挨拶をさせて頂きました。

竿飛び堂での拝礼や立派に修理完成した鐘楼を拝見し、帰りには紋白蝶?かと思われる大きなチョウチョに巡り合え、心の中が豊かな気でいっぱいです。

 

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