1. HOME
  2. 象英だより
  3. 象英だより【活動報告】
  4. 【象英だより】2020年08月の活動報告|2021年「象英暦」

【象英だより】2020年08月の活動報告|2021年「象英暦」

少し早いのですが、皆様に来年の「象英暦」のPRをさせて頂きます。

神宮館発刊で今月全国の書店に並びます。
内容の一文を記しましたのでご参考まで。

2021年は辛丑・六白金気性の星が中央に位置する年になり、何かを掴み取るサイクルに入ります。

十干の「辛」は八番目の“金の弟”で方位は西。鋭い刃物の形を象り、説文では、「辛は庚に従い干め冒す」とある。殺傷と痛みを伴う意味の為、つらい、からい、と解釈しますが、反面「新」でもあり、この辛さを超えて万物が一新する苦難を指しています。

十二支の「丑」は午前1時~3時までの二時間。方位は北北東。説文では「丑は紐なり」ですが、子で生じ滋った物が伸び悩み動く貌。つまり、麟芽が種子の中で十分に伸び得ない時期を表しています。紐が絡んでいる様な貌なのです。

そして、六白星は「金気」の性質で易卦では「乾」。その象意は「剛健」であり万物の活動の原点。動いて止まない生成力を指します。ねじ曲がったものは正す必要があり、パラダイムシフトの時。思考の枠を計画するのではなく、現実に一歩を踏み出す時と言えます。

パンデミック後の経済はグローバル資本主義の流れが変わる傾向が多く、リベンジ消費の暗示もありそうです。

因みに今月は「古事記」に関係する行事に出かけてまいりました。

関連記事

error: