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12月28日「麋角解(さわしかつのおつる)」のお話

シカの角が生え変わる時期を指しています。

日本のシカの角が生え変わるのは春から夏にかけてで、この侯でいうところのシカは「ヘラジカ」のような大型のシカのことを言います。この七十二候は、もともと中国で生まれた暦の考え方なので、日本には生息していない種類の動植物が登場することが多くあります。

シカは神様のお仕えとして『日本書紀』にも登場する、昔から日本に生息する動物。茨城県の鹿島神宮のタケミカズチの神様が白い大シカに乗って奈良の春日大社へ向かわれた神話伝説は、有名なお話ですね。藤原一族の守り神でもあります。

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