12月22日「納めの大師」のお話
真言密教を広め、根本道場として高野山を開いた空海は、弘法大師としても有名な方です。
今日はその大師様の命日であり、お祭りしている神社仏閣では一年の最後の縁日が開かれます。弘法大師は「厄除け」のお大師様としても有名です。関東の西新井大師では、露店に運やお金をかき集める熊手が並びますが、京都の東寺で開かれる「終い弘法」と呼ばれる「納めの大師」は、境内地に所せましと並ぶ露天商で大賑わいです。
どこをみても来年の干支に関係する置物や暦、とくに「おせち料理」に欠かせない品々が売られています。自分は、骨とう品に目が移り、心も体も、お財布も軽くなってしまいそうです。