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11日10日「とおかんや」のお話 

「とうかんや」は旧暦の10月10日。「十日夜」と書きます。別称“いのこ”です。 その年の収穫が終わったことを意味し、「刈り上げ祭」(収穫祭)を行って、田んぼの神様を山へ送り出します。

日本の農村には「神霊去来」という“自然は神様のお住まい”と言う教えがあり、地域によっては畑の中にあった案山子を神様の依り代として田んぼの中に指してあったものを、これを庭先に移動して祀る行事もありましたが、今はどうでしょうか?・・・。

もちろん、西日本を中心にして行われる「亥の子祭り」も同じ意味の行事。 どちらも、時期的には収穫祭と重なり、神様に収穫の感謝をする宮中行事の「新嘗祭」もその一つといえるのです。

 

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