10月23日「霜降(そうこう)」のお話
秋もそろそろ終盤にかかり、文字通り、山や畑に「霜」が「降りる」頃になります。
雁が渡来し、木々の紅葉が真っ盛りかも知れません。庭の山茶花が咲き始め、我が家では毛布やストーブの出番です。この頃の銀杏の黄金色の葉の美しさは、なんとも華やか。そこかしこの並木のライトアップなどは圧巻です。
また、この頃、春に山から降りてきて稲の成長を見守ってくれた田んぼの神様に、新穀物で作ったお供えやお酒を奉納し、収穫を感謝する秋祭りを行います。
自然を相手に仕事をする人々の「感謝」の姿勢に、日本人の優しさが感じられます。