6月11日「入梅」のお話

昨日は「入梅」でした。毎日のようにシトシトと雨が降り、うっとおしい時期。

この入梅は雑節の一つで、立春から数えて135日目を言い、毎年6月11日頃にあたります。疫病や感染症がはやり易い季節でもあります。これより約30日間が梅雨時期。

しかし南北に長い日本、なかなか暦通りに梅雨（ツユ）に入ってくれません。今日のように天気予報がなかった時代、農作業する上で暦法は生活の絶対的な必需品だったのです。今日では気象予報士は国家試験を取得しての職業になりました。

今も大変厳しい分野と言えます。