11日5日「酉の市」のお話
今日は一の酉。一粒万倍日にもなっていますね。鷲神社(おおとり)、大鳥神社では11月の酉の日に祭禮が行われます。初酉を「一の酉」次の酉の日を「二の酉」とし、三の酉がある時は景気が良いとされます。
商売繫盛や開運招福の祭りとされる「酉の市」が立ち、多くの人が参拝に訪れます。名物は縁起物の熊手。熊手の形から、“大金をかき込む”とか“福運を取り込む”などの縁起を担ぐようになりました。 中には米俵や七福神の宝船などの飾りが付いた大型の熊手は、大きいほど運が強くなると言われます。
とくに東京の下谷の鷲神社祭は有名で、熊手を売る露天商が数百軒も並び、熊手を買ったお客さんには拍子をとって三本締め。浅草界隈まで賑やかになります。