9月4日「八朔(はっさく)」のお話
「八朔(はっさく)」と言えば、くだもののこと…と思われるでしょうが、ここでは旧暦の8月1日。8月の“朔日”のことを指しています。つまり、8月の朔日を略して「八朔」と言うのです。
新暦で8月下旬から9月下旬までの間で移動し、毎年、日付が変わる特徴があります。また、「二百十日や「二百二十日」と同じように、稲の実りの大切な時期であり、同時に収穫を妨げる台風の襲来が心配な時期にも重なっているのです。
豊作が確実になるように、地域によっては五穀豊穣などを神様にお願いする「八朔祭り」が行われています。