9月10日「二百二十日」のお話
明暦2年に『伊勢暦』に初めて登場する「二百十日」という言葉は大変有名です。しかし皆様は「二百二十日」は聞き慣れないかもしれませんね。立春から数えて220日目の日…ということですが、たいがい9月1日が210日目に当たっているので「二百二十日」は、丁度台風シリーズのど真ん中といったところです。
また、関東地方に住む人達は大正12年の関東大震災の記憶と重なって台風の襲来以上に恐ろしいイメージが強く、暦では9月1日が「防災の日」となっています。ちなみに、この暦注は中国や韓国にはありません。