11日11日「紅葉狩り」のお話
里山や庭木の紅葉の美しさを愛でる紅葉狩りは、平安時代に貴族社会の風流な遊びから始まったようです。
当時、見事な色づきのモミジや美しく紅葉した枝ぶりの木々は、その場で愛でるのではなく、持ち帰って屋敷の床に飾り、優雅な宴席を開いていたようです。まさに、文字通り「狩り」と言う言葉にある行為だったのです。
現在は、「モミジ狩り」という その言葉だけが残り、実際に枝を折ってくるわけではありません。 日本の四季は本当に美しく、心もいやしてくれます。マナーを守って傷つけずに大事に眺めましょう。