10月31日「霎時施(こさめときどきふる)」のお話
霎(しょう)は「しぐれ」とか「こさめ」と読み、雨がパラパラとふる様子を表しています。
そろそろ秋が終わることを教えてくれる“しぐれ雨”は、「霧雨」とか「秋の村雨」、オシャレに「しょう雨」など多様で魅力的な名前を持っています。降ったりやんだりする雨に、色づく草花など、秋の自然は千変万化と言えるのではないでしょうか。
とくに日本の秋は実りの時期にあり、冬に向かって滋養を促すミネラルやビタミン豊富なキノコや根菜類など、栗やぎんなんなどなど、自然の恵みに感謝ですね。