11日28日「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」のお話|七十二候:小雪次候
大陸からの寒気が木枯らしを生み、北風が音を立てて吹き、木々の葉を払うころとしています。イチョウ並木では足元が黄色く色どられ、落ち葉のじゅうたんが敷き詰められたようです。ただ、雨上がりや銀杏の実が落ちている場所では、すべり易くなっているので注意が必要かも知れません。 どちらの並木道もこの時期ならでは美しい風景が楽しめます。また、「朔風」(さくふう)とは、北風=木枯らしのことで、冬の季語でもあります。寒さもぐんとつのってくる時期です。