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10月27日「甲子(きのえね)」のお話

今日は甲子の日。甲子は干支の組み合わせ。

「十干」の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸と「十二支」の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥で作る60種類の組み合わせの初めです。

十干は1か月を10日ごとの「旬」に分けて1日を甲とし2日を乙として1番から10番を示す日詠みの記号でした。

十二支は、もともと1~12を表す記号でした。その後方位や時刻を表記する記号になり、やがて覚えやすく、身近な動物の名前をあてはめられました。もちろん60年で一回りするので「還暦」という言葉も生まれました。

ちなみに西宮にある甲子園球場は、甲子の年に作られたことで有名ですよね。

七福神の大黒天は甲の日、弁財天は巳の日、毘沙門天は寅の日と言うように干支で縁日が決められています。甲子の日の大黒、「甲子大黒」はネズミを大黒天の眷属として子の日にお祭りをします。

江戸時代まで子の刻、丑の刻など昔の時間の読み方でもありましたね。

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