4月27日「和歌山道成寺会式」のお話

今日は和歌山の道成寺のお話です。正式名称は天音山道成寺ですね。
大宝元年に創建された和歌山県では最古のお寺で聖武天皇の時代等から伝来した千手千眼陀羅尼経(せんじゅせんがんだらみきょう)という千住観音信仰を深く読み解くための参考書として天皇家や久下社会に広く浸透します。そのお姿を仏師におらせ行動のご本尊として祀っているのです。
御本尊である奈良時代の千住観音様は1300年たった今も本堂に立ち続けておられます。他に脇仏の日光菩薩や月光菩薩様も平安時代初期の佇まいとお姿でお立ちになっておられます。
天正13年には戦乱で全てを消失しましたが、天台宗に改修した時には、日本門や書院、閻魔堂などの他、三重の塔や五魔堂が再建され、平成3年には本堂の大修理を行い見事で荘厳な姿を見せています。
また浄瑠璃や歌舞伎の演目にある「安珍と清姫の物語」も有名です。