8月18日「伝教大師誕生会」のお話
日本天台宗の開祖。伝教大師は「最澄」の諡号。
その誕生日にちなみ、8月17日と18日に二日間にわたって誕生会が行われます。伝教大師は、比叡山に一乗止観院(のちの根本中堂)を建立します。
桓武天皇の援助を受け、後に唐に留学します。中国天台山に赴き、天台教学を学び、密教の秘術を伝授されて帰国。 法華経を根本経典とし延暦寺を中心にこれを教化され、天台密教を創建し多くの宗派の礎となっています。
最澄は「全ての人が仏になれる」という説法で法華経を広めた僧侶でもあります。千百年以上も永く絶えない根本中堂の「不滅の法燈」が有名です。