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8月14日「奈良春日大社萬灯籠」のお話

元官幣大社の春日大社には、約2000基もの石灯籠、約1000基の釣り灯籠があります。これは平安時代の末期から今日に至るまで、春日の神を崇敬する人々から寄進されたもの。

ご祭神は武甕槌命(たけみかずちのみこと)天児屋根命(あまのこやねのみこと)など。平安遷都の後に建立され、藤原一族の氏神様でもあります。初めは数十基だった奉納灯籠も、地域の繁栄に伴い信心も深く、全国から参拝者が訪れます。

あの有名な「春日灯籠」は数え切れないほど社殿の軒に。 家内安全、商売繫盛、武運長久などの願いが込められているのです。 そして金色にまばゆい萬灯籠は、神社内を更に荘厳な景色にしています。

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