7月27日「打ち水」のお話
熱中症対策に頭を悩ます今日この頃です。扇風機もエアコンも、まして冷蔵庫もない時代は井戸水に野菜やスイカを浮かべ、玄関回りや庭木に打ち水をして風や涼を求めていたものです。
打ち水は少しですが気温を下げるのに有効と言われており、近年は都市部近郊のヒートアイランド現象の対策や、地球温暖化対策としても注目されています。
ほこりを鎮め、玄関先を清める役目もありますから、時々水をまいて、家の周囲の温度を下げるSDGsの意識を考えてみたいですね。ただ、通行人や迷惑なまき方はいけません。ホドを考え、周囲の様子を見ながら打ち水をしましょう。