7月9日「東京浅草観音・ほおずき市」のお話
ナス科の多年草であるホオズキはふくろ状に脹らんだガクに包まれて青から赤く色づきます。漢字では「鬼灯り」と書きますね。今日と明日の両日、浅草の浅草寺境内に鉢植えのホオズキを並べて売る市が立ちます。
本来は24日の愛宕神社の千日詣“ほおずき市”が元祖ですが、浅草の“ほおずき市”も凄いスケールで縁日が開かれます。昔からホオズキの根は鎮痛作用や利尿薬になると漢方生薬になっています。 ホオズキは逆さに軒先に吊るして乾燥させ、中のつぼみを口の中でモグモグ。子供の頃を思い出しますね。