6月14日「大阪・住吉大社お田植え祭」のお話
「祓いの神」として有名な住吉大社。古くから「農耕の神」としても篤い信仰をえています。昔から日本の農耕は一大産業であり、国民の主食を代表するものでしたから、お田植え神事は最も大事な神事と言えるのではないでしょうか。
神社の境内地には約二反の田んぼがあり、毎年6月14日には、神事神楽や植女(うえめ)が田んぼに苗を植えるなど、五穀豊穣の「お田植え神事」が盛大に行われます。
そして、夏越の祓い(茅の輪くぐり)神事も行われます。ちなみに、住吉の大神はイザナギの神が禊払いのとき、海の中から誕生した男神様です。