【象英だより】2024年8月の活動報告
2024年8月の活動報告
「立秋」を迎えた月なのですが、猛暑やゲリラ豪雨、線状降水帯、そして台風7号や10号の襲来と日本列島のあらゆる地域に自然の驚異と恐ろしさを知らしめる気象の月でした。
皆様はこのお盆休みをどのように過ごされていましたか?
自分は、春頃から楽しみにしていた野村萬斎の八ヶ岳「薪能」へ。 今回は小淵沢にある古神道本宮の身曽岐神社へ出かけました。 平等院鳳凰堂のように、お池の前にせり出した能舞台では天狗にまつわる能舞や物語など、千人を超える参加者の前での狂言と能舞です。
そこでは、巫女による松明への点火儀式や舞台を清めるための宮司による祝詞、そして鬼門(表と裏)に向け天地に弓を射る神事に大変感動しました。
また翌日は、40年ぶりに小淵沢の乗馬クラブへ。 実は昔、7~8年ほど乗馬をしていた時期があったのです。 あぶみへ足をかけ、鞍にまたがった瞬間、一瞬で昔の記憶が戻り、本当に馬は可愛い!!・・・と思いました。 途中、土用ウナギを頂いて帰りの路へ。
10日からのお盆休みには 原稿の締め切りに追われていましたが、奈良に出かけた15日には「春日大社中元萬灯籠」と春日の山に先祖供養と慰霊の送り火が灯される「大文字焼き」の光景を拝見してきました。 写真の雄鹿は、シッカリと木の陰に入って一休み。 風が通る場所を心得ているようで、奈良の風情が写真にとれたので良かったです。
ところで、奈良から京都へ向かうJRの中で初めての経験をしたのです。それは、電車のドアの開閉です。 自分は何時も誰かの後ろについて降りることが多かったのでしょう、始めてドアの一番前に立ったため、このシステムを理解していませんでした。
他のドアは全部空いているのに自分の前のドアが開かず、呆然としていましたら、後ろの若者が思いっきり「あける」ボタンを押したのです。 これは 初めての経験。
後ろに並んでいた皆様方、本当に申し訳ありませんでした・・・。
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