【2017年元旦】年頭の言葉
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、熊本や鳥取地震、阿蘇の噴火、長雨や豪雨の自然災害に苦しんだ申年、首長の不正から始まり、築地やオリンピック施設問題などが問題となり、まさに天変地異の年でした。
本年、平成二十九年(2017年)は丁酉の歳、一白水星(ひのと・とり・いっぱくすいせい)。
丁(ひのと)の本義は「あたる」、そして、その属性は、「壮(さかん)」です。また、酉(とり)は、米から作る酒の原字であり、万物生成の循環を表わしています。
そこから今年の態勢として見えてくるのは、成熟期を迎えた政治や社会の大きな変化の暗示です。たとえば、磐石とみえる自公与党の政治体制の再編の可能性が。社会では、「教育」や「医療」の体制が問題化するかもしれません。これは、また次にくるべき新時代の幕開けの予兆とも読み取ることが出来ます。北に暗剣星が同座しますので、自然としては、局地的豪雨や豪雪、猛暑が一転して冷夏か低温注意報になることも。
今年のキーワードは、「抵抗力」、「完熟」です。
大きな変化を前にしての準備を怠りなく、また平常心をもって事にあたれば、何事も無事。
なお、昨年の28日発売の家庭画報別冊開運招福術に「古事記」の取材をお受けし、古事記の世界を題材とした絵画を発表されおります画家マークエステル氏との対談が8ページにわたって掲載されています。ぜひ、こちらをご高覧いただけましたら幸いです。
皆様のご多幸をご祈念申し上げます。
平成二十九年 元旦