【2016年10月】橿原神宮・キトラ古墳特別公開・瀧原宮・椿大社宮内庁式楽部雅楽演奏会
10月1日~2日、私が講師をしておりますカルチャースクールの生徒さん達と、悠久の神様のふるさとを訪れる旅をさせて頂きました。
旅の始まりとして、橿原神宮・文華殿での神武天皇二千六百年祭 献香のお香席に参加させていただきました。香道の古式豊かな雅なひと時を楽しませていただきました。
次に飛鳥歴史公園のキトラ古墳の特別公開に向かい、日頃授業で風水学や陰陽五行思想の講義を聞いていた生徒さんたちは、本物の壁画や場内の説明を聞いて、更なる興味を持たれたことと思います。夜は榊原温泉宮郷に移動し、皆様とゆっくり寛ぐことができました。(夕食で供された松坂牛は美味でございました。)
翌日は早々に元伊勢となります瀧原宮に向かい、正式参拝をさせていただきました。
このお宮は天照大御神の御魂をお祀りし、古くから「遙宮とおのみや」として崇敬を集めております。神域内の樹齢数百年といわれる杉の木立参道、そして谷水の流れを利用した御手洗場など、まるで神代の昔にもどされたような、とても清々しい空気を感じました。
その後、午後1番に松坂の椿大社を参拝させていただきました。
こちらでは、山本行恭宮司様とのご縁に依り、父(故観象学人)と共に参拝させて頂いて後、27年ぶりでございます。
ご祭神は猿田彦大神で、天孫降臨(邇邇芸命)の際、道別の神様として神々をお出迎えして九州高千穂へお導きした神様で有名ですが、この椿(道別)大神社は、日本最古の神社としても有名です。
正式参拝の後、松下幸之助が寄贈された庵でお抹茶をふるまっていただき、心も体も温かく、神様のご加護に感謝です。
10月23日には皇居、宮内庁式楽部での雅楽の演奏会へまりました。
雅楽の荘厳な響きを堪能させていただき、とてもすばらしいときをすごさせていただきました。