【2016年元旦】年頭にあたって
新年明けましておめでとうございます。
人生は自ら投じたものだけ受けることが出来る。
干支の組み合わせは60通りあり、九星には9パターンの星の特長があります。それは、天の気(三・六・九)と人の気(一・四・七)と地の気(二・五・八)の九星でこれをベースに、地支との組み合わせで吉運期と凶運期の周期を読み解くことが出来るのです。誰しもツイていないと感じられる時期と、とてもラッキーな出来事に恵まれた時があったのではないでしょうか。
人間の花は5年後に小さく、10年後には大輪の花が咲く・・・と言われます。
つまり、人生の中で“収穫が得られない”と云うことは花も咲いていないことかも知れませんね。
人生とは「これまで」と「これから」という時間の流れが縦糸のように繋がっている世界であるからこそ、不平不満ではなく、与えられた責務に全力を尽くし、人との出会いに感謝の心を持って暮らすことが出来れば、今年こそは幸せな一年になると思います。
そこで、今年、平成28年の干支は丙申(へいしん)です。天の気の「丙」は火の働きがあり、本義は「あきらか」で離合集散します。地の気の「申」は金に属し、その働きは「伸びる」であります。もちろん、”申=猿→去る”を暗示するところから、申年は災禍を除くとされます。
金幣帛や金鈴を持ち、神様のお仕えを務めるお猿さんに天変地異も無く、穏やかで平穏な一年になりますよう、皆様の健康と一陽来復を願っております。