11日13日「小春日和」のお話

晩秋から初冬にかけて春のような暖かさを感じる日があります。「小春」とは旧暦の10月のことで、現代では11月のあたりを指します。霜が降り、肌寒さが増すころ。

大陸から一時的に南に高気圧が移動してきて南風が吹き込む形になるからですが、日向では汗ばむほどの気温になることもあります。

そんな朝晩ひんやりとして夜は冷えるころ、ほっこりする日は気まぐれに現れては消えてゆき、やがて本格的な冬の到来となります。　「春」という字が使われていますが、春先の暖かい日と間違えないように・・・。