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10月21日「月の満ち欠けで知る旧暦」のお話

毎月、暦の中に「朔」という字が出て来ます。

「朔」は太陰太陽暦(旧暦)における一日のことです。 月が太陽と並んで見えなくなるこの日を、その月の最初の日とし、次の朔の前日までの期間を一か月としました。 月の満ち欠けの周期は約29.5日になるため、旧暦では一か月を29日の「小の月」と「大の月」と分けていました。 この暦の中で、月ごとに「旧9月大」とか「旧10月小」などの旧暦表記があるのも、昔の名残なのです。

暦を持たなかった庶民は、夜空に三日月が見えると三日前が新月、つまり一日だったのですね・・・と、判断することが多かったようです。

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