10月2日「亥の子餅」のお話
今日は己亥(つちのとゐ)の日。田んぼの神様に感謝するお供えの亥の子餅のお話です。子だくさんのイノシシにあやかったものと言われますが、平安時代から無病息災と子孫繁栄を願って餅を頂く習慣があります。
朝廷や武家社会にあったものが後に民間の「収穫祭」と習合し、秋の恒例行事になりました。この時いただく餅が「亥の子餅」です。子供達が丸石に縄紐を何本も付け、土を叩いて唱えごとをしながら家々を回る「亥の子槌」は、隣家からも餅やお菓子を頂く行事でもあります。
ただ、毎年日にちが変わるので、暦で調べてみると良いでしょう。