6月24日「東京・芝 愛宕神社千日詣・ほおずき市」のお話
今日は港区芝の愛宕神社の祭祀で、同時に開かれる「ほおづき縁日」は由緒があります。もとは京都の愛宕神社で行われる火伏の行事。とくに、厄除けのほおづきは縁起物なのです。
青から徐々に朱赤にふっくらと色を変えてゆくほおづきは「鬼灯」と書き、除災招福の願いが込められています。この日社殿前の鳥居に掛けられた茅の輪をくぐり、お参りした者は、千日参拝したほどの御利益があるとされて、たいそう賑わいます。
町のお花屋さんにも、ほおづきの植木鉢が並ぶ時期ですね。