6月21日「夏至」のお話
今日は二十四節気の「夏至」です。北半球では一年のうちで最も昼が長い日となります。つまり、夜が最も短くなる日です。この時期は桃が成熟し、トンボが飛び交い、ホタルが出始めます。中国では「夏至祭」という日があり、麺やちまきを食べてお祝いをします。
また、この頃、山から降りてきていた山の神様が、山に戻ってゆく“サノボリ”神事があります。神棚にはボタ餅や赤飯、五目飯などをお供えして、神様に田植えが終わったことをお知らせします。祭りのあとは、お供えをおろし家族で頂き、無病息災を祈り、秋の収穫祭までの稲の成長と自然の恵みに感謝します。