6月17日「鮎を楽しむ」のお話
このころ、72候では「梅の実が熟すころ」としていますが、このころ鮎釣りの解禁です。
6月から7月にかけて渓流や清流のみならず遡上する鮎の姿があちこちで見られるようになります。アユは夏の川魚の代表ではないでしょうか。釣ったばかりのアユを塩焼きにするのも絶品。香りがすることから「香魚」とも呼ばれ、夏の季語にもなっていますね。
しかし海で育った稚魚は何故自分が生まれた川に戻るのでしょう。川の臭いか景色か本能なのか?分かりません。
やはり自分の故郷に戻って相手を見つけて産卵をする・・・自然体なのかも知れませんね。また、日本最古の占いがこの魚で行われたので「鮎」と書くらしいです。