6月10日「時の記念日」のお話
1920年に始まった時の記念日。671年6月10日に天智天皇が日本国で初めて奈良の地に水で時を知らせる「漏刻」を新設し時刻を知らせたことに記念しています。「日本書紀」では天智天皇10月4日辛卯年に水時計(漏刻)を設置したとありますが、奈良には当時の壮大な水時計を拝見することが出来ます。
今も記念館があり見学が出来ますが、ここから貞享暦が出来るまでに数百年かかったのです。また、滋賀県大津の近江神宮では毎年、この日に「漏刻祭」が行われ、時計館や宝物館が無料公開されます。
一度は訪ねてみてはいかがでしょうか。