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5月23日「種まきとサオリ」のお話

5月のこよみ

いよいよ農繁期。お百姓さんは忙しい毎日が始まります。田植えが一株一株手作業だったころ田植え初めは大事な日。赤飯を炊いてお祝いをします。

この「サ」は神様のこと。村全体で「サ」が山から降りてくるのを祝い、収穫の後に山に帰る日を「サノボリ」と言います。 稲の豊かな国であっても、田植えや種まき、畑の除草もしなければなりません。

多くの作業があってこそ旨味の凝縮した白く美しい姿のお米が出来上がります。手塩にかけた、あの工程と同じ。「御田祭」(おたうえまつり)など田んぼに御幣を立て、神輿に乗った神様に田畑の出来具合を見て頂く祭りもあるのです。

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