5月6日「立夏」のお話
昨日5日は立夏でした。木々が若葉を成長させる頃。季節感がよく分からなかった陰暦で、農作業の目安にする二十四節季の一つ。今日から暦の上では夏に入るということです。
立夏は旧暦では4月節と言いました。だから昔は4月、5月、6月が夏だったのです。 この二十四節季をもっと細かくした七十二候では、立夏をさらに初候、二候、三候の三つに分けています。初候ではガマガエルが初めて鳴き、二候ではミミズが土から這い出てきて、三候ではタケノコが顔を出すころと表現されています。
山の神のお使いとされる「アマガエル」、鳴かない時は雨乞いの神事をする地域があるそうですね。 立夏は春分と夏至の中間で、生き物が活発に動き出し、まさに夏の気が立ち始めるころなのです。