5月1日「八十八夜」のお話
日本人なら食事の後は日本茶。そんな時代は昔のことかも知れません。現代は牛乳とパンとかシリアルだけとか、食事のパターンによって飲み物も様々に変化しています。
しかし、今日は立春から数えて88日目。“夏も近づく八十八夜”と歌われるように、茶所とされている山里には若葉が茂り、茶摘みの光景が見られます。昔から不老長寿の妙薬であった中国原産のお茶文化も、「茶道」や煎茶を通して日本特有の伝統文化となって継承されて。
現在ではペットボトルの緑茶やほうじ茶もなかなか美味しいですが、たまには和菓子を一品。自分で選んだ茶葉を、急須や茶わんを温め、ゆっくりと時間をかけて入れてみるもの良いかも知れませんね。