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東京商工会議所 親睦ゴルフコンペ参加・象英YouTube配信・大佛師、松本明慶「復興祈願一刀三礼運動」 |
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12月9日(水)は東京商工会議所女性部会で親睦ゴルフコンペに参加して参りました。
東金カントリークラブで8:30分スタートなので自宅を早朝6:00に出発。5年ぶりにクラブを持って東奔西走。
クタクタでしたが、天気が良くメンバーも良くて楽しかったです。
2012年10月よりカルチャースクール「東急セミナーBE」にて、論語普及会特任講師として「論語を読む」教室を開講しておりますことは、すでにお知らせ申し上げておりますが、本年より、その講義の様子を動画としてYouTubeチャンネルより配信させていただくことになりました。トップページに「象英YouTube」のコーナーが新設されましたので、ご視聴いただけましたら嬉しく思います。
なお、松本明慶佛像彫刻美術館をお訪ねした際、東日本大震災の犠牲者供養と再生への祈りを込めた「復興祈願一刀三礼運動」として大佛師、松本明慶様の刻み始めた子安観音像と対をなす百人の童子の群像みほとけにノミ入れをさせていただきました。この一刀の思いが、必ずや東日本大震災の犠牲者の方々の供養、並びに被災地の復興への祈りとなることを信じてやみません。 |
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先月に當行満されました釜堀浩元氏の出堂の随喜をさせて頂いた帰り、東寺へ立ち寄りました。 今月も京都の赤山禅院でご奉仕がありましたので、前日23日に京都入りして、紅葉狩りを兼ねて、ゆっくりと参拝させて頂きました。中央の大日如来様はもちろんですが、東の梵天様、西の帝釈天様のお姿にこれまた感動!!!。どちらの仏様も美形のお顔で、ぐるりと眺めましたが、眉間に入る立て皺が何とも美しく、やはりイケメンでした。その時、立体曼荼羅に感動。東寺の正式名は「東寺 - 真言宗総本山 教王護国寺」、世界遺産にも登録された京都の大名刹です。
東寺のご由緒につきましては、「東寺は、唯一残る平安京の遺構です。創建からおよそ、1200年。平成6年、1994年に世界遺産として登録されました。東寺は平安遷都とともに建立された官寺(かんじ)、つまり国立の寺院。その寺院を桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は、唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した弘法大師空海に託しました。ここに、日本ではじめての密教寺院が誕生します。東寺を託された弘法大師空海は、密教の主尊(しゅそん)である大日如来を境内の中心にすえ、広大な寺域に曼荼羅(まんだら)を表現しようとしたのかもしれません。」と、そのホームページに記載がございます。ぜひ、お訪ねいただきたいと思います。
そこで開催されていた、版画絵師:観瀾齊氏の個展を拝見し、多くの作品の中から、とても楽しく福々しく描かれた七福神様の「福寿人臻」に惹かれ、購入させていただきました。事務所に届いた早々、見えるところに掛け、ニヤニヤしています。
また、20年という年を重ねた赤山様へのご奉仕で、はじめて京都の町屋というところへ宿泊しました。居室にあった長持ちを開けてみるとビックリ、なんとその中には流しが・・・。鴨川を眺めてのリラックスタイムはなかなかエキゾチィックで、忙中閑ありでした。
「京を彩る琳派」を国立博物館で、全国に30,000社あるといわれ稲荷社の総本宮である伏見稲荷大社では商売繁盛を祈念し、臨済宗東福寺派総本山東福寺では紅葉と苔の庭園を拝観。そして秀吉とその夫人の北政所(ねね、出家して高台院湖月尼と号す)の菩提寺である高台寺へ・・・。
今回は、まさに晩秋の京を満喫する旅となったことに感謝です。
28日(土)には乳がん撲滅の「Run For The Cure」イベントに参加。事務所の中村さんと皇居一周を参加者3000人と共に歩きました。
そして29日(日)には、駒沢陸上競技場で「パラ駅伝」の応援に参加。当日は、あのスマップが開会式から閉会式まで応援に来られて大変な盛り上がりでした。翌日のニュースに大きく報じられていました。ちなみに、スタート写真の下の5人はスマップの後ろ姿です。
今年も最後の月となりました。 一年は本当に早いですね。象英も皆様に活動報告が出来る日々に感謝しております。次回は平成28年1月。丙申年となりますが、神様のお仕えをするとされる猿。災禍の去る(サル)縁起の良い年となりますことを、祈っております。
象英 記
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RYLAセミナーに”くまモン”登場 ・ 千日回峰行の随喜 |
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「RYLAセミナーに"くまモン"登場」
10.月10日~12日の二泊三日で、第12回RYLAセミナーを開催しました。
会場は代々木の森に囲まれた国立青少年オリンピックセンターです。当地区内のロータリークラブから推薦された20~30歳までの学生、会社員、団体職員、中には起業している若者含めて40人の受講生が、「博く学び篤く之を行う」(今期テーマ)を実践するための熱い合宿に参加してくれました。ゲストスピーカーには、相田みつを美術館館長の相田一人氏に「夢はでっかく根は深く」、そして熊本県知事の蒲島郁夫氏は「危機の中のリーダーシップ・逆境の中にこそ夢がある」をテーマにご講演をいただきました。
驚きはその時おとずれました。困難に立ち向かう時の心構えをお話している時、くまモンが会場に突如として飛び入り参加してきたのです。踊って歌って、くまモン体操をご披露してくれたので、それまで緊張していた会場に驚きと笑いの渦が巻き起こり、一瞬にして会場全体が優しい空気につつまれ、ロータリアンやRYLArianも童心に戻ったように笑顔になっていました。プログラムはAugust-a代表の津田久資氏、慶應義塾大学院経済管理研究科:特任准教授の竹内真一氏、東京学芸大学:准教授の高橋宏文氏からそれぞれワークショップやケーススタディからリーダーシップにっいてのご講義をいただきました。受講生の全員が、"参加前と参加後の自分が確実に違う、ステップUPした…"と感想文に書いていることに、RYLA委員会として青少年奉仕委員活動の一翼を担っている嬉しさがありました。くまモンとのツーショットは、私、委員長のおねだり。また、恵比寿ロータリークラブの20周年パーティでは、友人の司葉子さまとのツーショットも。
「千日回峰行の隋喜」
10月20日、21日は京都の比叡山無動寺谷明王堂へ。
今年で戦後16人目となります、千日回峰行者、釜堀浩元様の9日間の堂入りが無事満行となり、出堂の隋喜をさせて頂く名誉を賜わりました。この日は、前日から延暦寺会館に逗留し、夜11時には会館を出て無動寺へ。空にはオリオン座星群がキラキラと輝き山中を照らしている中、不動明王のこ神言が遠くから山びこの様に、徐々に近くなり、私自身も一心に手を合せ、その前を出堂された釜堀浩元行者様が杖をつき、一歩一歩、また一歩と階段を下りました。そして、お籠に乗られる様子はすがすがしく、透明なお姿は、まさしく、生きた仏様の様でした。使命となる行を果された後の空には共に祝う天の川がいつまでも見えていたのが感動的でした。
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9月25日、京都赤山禅院にて鳴釜神事を執行いたしました。今回は参列者、数十人の見守る中、堤先生、岡本先生のご協力をいただき、二口の釜により神事にあたり、その釜より出ずる鳴き音は、まさに赤山の山々に響くほどでございました。必ずや、護国安寧、参列者の方々の望みは叶うものと願っております。
27日~29日はNPO法人論語普及会として台湾の孔子釋奠典禮に参列して参りました。論語普及会の参加は、ことしで41回を数えます。私は、その2日前まで京都赤山禅院でのご奉仕がありましたので、27日(日)早朝に羽田より出発、台北の故宮博物院にて皆様と合流し、翌日の釋奠に備えました。さて、当日は、なんと大型台風21号が沖縄を含め台湾を直撃しており、残念ながら今回の祭事は中止となりました。こうした中止は初めてのことだそうです。私たち参列者27人は、孔子廟管理庁より特別のおゆるしを得て、脇門から孔子様がお祀りされております大正殿までご案内いただき、そこで論語の八?を全員で奉唱させていただきました。そのとき、なんと、台風による大荒れの天候が一瞬静まり、雲間より陽が射し、大正殿全体が奉唱する私達も含めて、その眩いほどの光に包まれたのでした。この奇跡は、きっと、孔子様がよろこんで下さっているのにちがいない・・・と、私たち一同は感動。とても素晴らしい経験の旅となりました。
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伊崎寺参詣・平山郁夫展・神道大教院夏季研修会・熊本県庁訪問 |
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8月16日、久しぶりに、織部焼きの児島塊太郎先生とともに伊崎寺に伺ってまいりました。青々と山腹を覆う、まさに夏真っ盛りに繁る木々隙間から垣間見える琵琶湖を眼下に見ながら参道を登り、その美しい景色に汗ばむ体も忘れ、また時折吹きわたる心地よい風に、日々のストレスも癒される思いでございました。
昼餉をご一緒にさせていただいた後、上原行照大行満大阿闍梨様のご加持をいただきました。また新しい一歩が踏み出せる勇気を頂いた様な気がいたしました。
その後、塊太郎先生とともに、伊崎寺より程近い守山の佐川美術館にて「平山郁夫 文明の十字路」展を拝見、シルクロードに点在するアジアとヨーロッパ文化の出会いをモチーフとして描かれた数々の絵画の美しさ、素晴らしさに感服した次第。
22日には神道大教院夏季研修会会講式にて、大会議議員として「学而不厭」の話と「神祀ること在ますが如くす」をご挨拶としてさせていただきました。
また、28日には国際ロータリー第2750地区における青少年奉仕委員会、RYLA研修セミナーでの基調講演をご依頼しております熊本県知事の蒲島郁夫様へのご拝眉の機を頂に参りました。その際には、くまモンを抱いてパチリ、もちろん、要塞のような熊本城にも訪問させていただきました。
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神宮館高島暦 井上象英の幸せをつかむ方法 2016 発刊 |
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井上象英先生著作による、こよみの決定版である平成28年神宮館高島暦をはじめ、平成28年神宮館運勢暦、平成28年神宮館開運暦、井上象英の幸せをつかむ方法2016が発刊されました。全国の書店、神宮館のホームページでお買い求めいただけます。皆様のご家庭にて、ご活用いただけましたら幸いです。
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先月、孔垂長先生ご夫妻と伴に伊勢神宮を参拝させていただいたことをご報告いたしましたが、今月は、その続き。
孔垂長先生は、孔子の79代目のご嫡孫です。中華民国唯一の世襲の特任官である大成至聖先師奉祀官を継いでおられ、中華民国(台湾)総統府の国策顧問でございます。以前、何度かお会いしたことがございますが、今回ほど、近しくご夫妻とご一緒に楽しく充実した時間を過ごしたことはございませんでした。伊勢神宮のお導きと感謝しております。手水舎で清め、広大な神宮境内を歩き、ときに伊勢神宮ならではの神々しい気配を感じられたお姿は、まさに孔子様以来、二千五百年の血脈に触れさせていただいた気がして、とても感動いたしました。また、奥様の呉碩因様は、とても明るく気さくな方で、いつも笑いを絶やさぬお振る舞い、素敵でございました。
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「ロータリー青少年指導者養成プログラム」(Rotary Youth Leadership Awards) |
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このたび、2015-2016年度 国際ロータリー 第2750地区 地区青少年奉仕委員会 RYLA委員長を拝命いたしました。RYLAとは、クラブや地区(または複数地区合同)によって実施される、若者のためのリーダーシップ養成プログラムで、多くのイベントは20歳~30歳の大学生、若い社会人を対象としています。また、イベントの目的は、家庭に問題を抱えた青少年の支援、インターアクトやローターアクトのリーダーシップ能力を高める、ロータリー学友と再びつながる、職業人のリーダーとなる人材を育てるなど、多岐にわたっております。この一年の目標を「博く学び、篤く実行する」(中庸)として、微力ながらこうした若い方々のお役に立てるよう努力したい思っております。 |
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東北六県神道青年協議会禊練成会にて講演・孔垂長先生特別講演会出席 |
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6月17日、東北六県神道青年協議会禊練成会様お招きによる「日本人と暦」と題する講演を行いました。古来、神道神事は暦と深く関わっており、神道を志す若い方々も、とても熱心に聴いてくださり、嬉しく思いました。全国津々浦々、神社のないところはありません。われわれ日本人には、お正月の初詣に始まり、夏祭り、あるいは初宮参り、地鎮祭など、さらには様々な祈願など、神社は日々の生活に深く関わっています。こうした神社の伝統を受け継ぎ、未来へと受け渡していく若い神職の方々を前にして、私のライフワークのひとつである暦学の一端をお話できましたこと、ほんとうにうれしく感じました。私の講演が、出席された方々にとって役立っていただけることを願ってやみません。
なお、山形の比叡山円仁様が開いた山寺を訪れました。電車の都合で、700段辺りの山門で下山しましたが、次回は城下が見渡せる奥社迄伺い、芭蕉の心を味わいたいと思っております。
「閑さや岩にしみ入蝉の声」
盛夏に再訪できたらと思っております。
6月20日には、大阪にて開催されました孔子第七十九代嫡孫、孔垂長先生特別講演会「孔子思想の核心-中庸の道」、並びに私が師を仰ぐ論語普及会学監、伊與田
覺先生の「論語にいかされて百歳」を拝聴いたしました。孔垂長先生には孔子の教えの中に、いかに「中庸」が語られているか、あらためてご教示いただき、論語の解釈において、あるいは現在研究中の周易「繋辞伝」においても、とても参考となるお話でございました。伊與田
覺先生におかれましては、百歳というご高齢にもかかわらず、ますますお元気であり、論語に対する情熱の大きさ、ご理解の深さについて、ただただ感じ入るのみ、ともにすばらしい講演会でございました。
また、翌日には、孔垂長先生ご夫妻と伴に伊勢神宮を参拝いたしました。孔徳成先生の昭和49年11月19日参拝時は、徳川宗敬(水戸徳川家12代当主の次男)大宮司が対応されましたが、徳川宗敬大宮司は第60回式年遷宮担当したました。今回は、その孔徳成先生時の案内役を任された元神宮禰宜の神原佑司氏に応対していただきました。神楽殿貴賓室では各国の大統領夫妻や首相夫妻の座られる席で、干菓子と抹茶を楽しまれるなど、その応対には感謝余りあるところでございました。また、祝詞の時には正座して頭を垂れ、神楽では倭舞、人長舞、唐楽(蘭陵王)を、興味深く熱心にご覧になっておりました。今回、孔徳成先生の伊勢神宮参拝の御手配をさせていただいたこと、身に余る光栄でございました。伊勢神宮、関係各皆様には、厚く御礼を申し上げます。
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月刊誌 DiscoverJapan 日本の魅力、再発見[ディスカバー・ジャパン]取材 |
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月刊誌『DiscoverJapan 日本の魅力、再発見[ディスカバー・ジャパン]』、5月号、特集「ビジネスに効く暮らしに役立つ占い」にて、私が執筆をさせていただいております神宮館 高島暦の大先達、高島嘉衛門先生に関しまして取材をお受けいたしました。その内容は「井上象英が語る。実業家・高島嘉衛門/易聖・高島呑象」として紹介されております。高島嘉衛門先生の足跡、業績、神宮館高島暦についてお話させていただきました。お読みいただけましたら幸いです。 |
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第20回国際ロータリー 日本青少年交換研究会 富士の国会議 出席 |
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5月16日、17日、静岡に開催されました「第20回国際ロータリー 日本青少年交換研究会 富士の国会議 『日本人のこころ』 青少年の原点」に参加させていただきました。
今回は、あらたに第2750地区 恵比寿ロータリークラブの地区青少年奉仕委員会 RYLA委員会 委員長を拝命し、その役職のためのオリエンテーションを受けさせていただきました。
RYLAとは、「クラブや地区(または複数地区合同)によって実施される、若者のためのリーダーシップ養成プログラムです。イベントは、1日のセミナーや3日間~1週間の合宿など、目的、リソース、参加者の種類によってさまざまな形で実施されます。年齢に決まりはありませんが、多くのイベントは高校生、大学生、若い社会人を対象としています。イベントの目的も、家庭に問題を抱えた青少年を支援する、インターアクトやローターアクトのリーダーシップ能力を高める、ロータリー学友と再びつながる、職業人のリーダーとなる人材を育てるなど、多岐にわたります。」であり、ロータリーの活動においてもっとも重要な活動のひとつです。2015~2016年度の任期を、渾身の熱意をもって全うしたいと思っております。
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6月17日、山形県天童にて東北六県神道青年協議会禊練成会のお招きにより、「日本人と暦」と題して講演させていただきます。
講演内容は
・・・祀りと祭りに欠かせない暦の役目・・・自然との共生からの誕生
1.日本の暦の歴史
2.二十四節気(立春、啓蟄、冬至など)と雑節(節分、土用、大祓など)
3.天干と地支(時間と空間の秘密)、月の朔望、そのシステムとは・・・
4.定時法と不定時法(全ての祭祀に関係する五気と干支)
5.暦と占いの関係
6.日本書記と暦の関係(その記載例)
7.時代を背景にした各地の暦(室町時代~現代まで)
8.暦の統制 天皇直轄公卿(陰陽寮)から幕府(天文方)への移行
9.全国統一の暦頒布
10.奈良飛鳥・キトラ古墳(死者を祀ることの重要性)
キトラの石棺内から読み取る死者を送る儀式の基本とは。
11.現代の暦
神宮暦(伊勢神宮)など
をお話申し上げる予定でございます。
私も神道教師 権大教正 小主礼であり、神道への志を高く持たれた若い方々にお会いすることが、今からとても楽しみです。 |
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6月13日、埼玉県草加市アコスホールにて、阿闍梨さんをお迎えする会世話人会(代表 今井 宏)主催による「上原行照師の法話と竹山のパフォーマンス」にて、千日回峰行を満行された上原行照大阿闍梨様との座談会に出席させていただきます。
「千日回峰行とは、「千日回峰行は7年間かけて行なわれます。1年目から3年目までは、1日に30キロの行程を毎年100日間行じます。定められた礼拝の場所は260箇所以上もあります。4年目と5年目は、同じく30キロをそれぞれ200日。ここまでの700日を満じて、9日間の断食・断水・不眠・不臥の“堂入り”に入り、不動真言を唱えつづけます。 6年目は、これまでの行程に京都の赤山禅院への往復が加わり、1日約60キロの行程を100日。7年目は200日を巡ります。前半の100日間は“京都大廻り”と呼ばれ、比叡山山中の他、赤山禅院から京都市内を巡礼し、全行程は84キロにもおよびます。最後の100日間は、もとどおり比叡山山中30キロをめぐり満行となるものです。」(天台宗ホームページより)であり、こうした尊いお方との座談会に出席させていただけることは、まさに身にあまることでございます。 |
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4月25日~27日まで台湾に行って参りました。
今回は、台北永福ロータリークラブ20周年記念パーティに恵比寿ロータリークラブメンバーとしてご招待され伺いました。君品ホテルのパーティ会場では久しぶりにお会いした林さんとのツーショット。
当クラブとは15年前に姉妹提携させていただき、台湾唯一の女性だけで構成されているロータリークラブです。また、姉妹提携の設立にあたっては、私は委員として深くかかわらさせていただきましたので、このように長い期間歴史を振り返るに感慨深いものがありました。
この度は、今まで伺ったことのない国定古蹟林本源園邸や新北市立鶯歌陶瓷博物館に行ってまいりました。写真はそのときの様子。
林本源園邸の林本源とは人名ではなく林氏一族を祭る組合の号であり、「木率水源、以永世沢」という言葉から取ったものだといわれております。建造物はとても優美であり、います。江南式庭園は趣に富んでおります。また、鶯歌陶瓷博物館は、台湾での陶芸製作の中心地にある博物館であり、台湾の陶芸の歴史や技術を、ここで知ることができます。
台湾には孔子釈奠祭で毎年9月訪れておりますので第二の故郷のようです。
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国際ロータリー第2750地区青少年交換委員会-姫路・京都の旅 |
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3月27日、28日両日、国際ロータリー第2750地区青少年交換委員会スプリグキャンプに参加させていただきました。
27日、国宝姫路城を訪ねました。現在の城の大天守は、慶長14(1609)年に建築されたものであり、平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となっています。
その姿はシラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で呼ばれておりますが、白漆喰総塗籠造りの城壁の美しさは、今回の大改修により一層その美しさを増し、まさに絶景の一言。
28日は、ちょうど赤山様の月次祭の日にあたり、ロータリーの青少年交換委員会の委員の皆様が参列なさり、私がお祓いをさせていただきました。また、舞妓さんのオリエンテーションに参加、楽しいひと時をすごさせていただきました。さらに、夕刻、天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡(青蓮院、三千院、妙法院)の一つとして数えられる青蓮院門跡をお訪ねいたしました。青蓮院門跡は、古くより皇室と関わり深く格式の高い門跡寺院とされております。こちらでは、蓮の襖絵が実にみごと!!、でございました。また、ライトアップされた満開のしだれ桜が幻想的で、とても素敵でした。
なお、4月6日に発売予定の「Discover Japan」(株式会社エイ出版社)の特集、「ニッポンの占い」の取材をお受けいたしました。私のライフワークである観象学、及び暦学などのお話をさせていただいております。お近くの書店にて、ぜひお求めください。
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第3回大倉山国際学生フォーラム横浜2015 ・ 平成二十七年 象英会 新年講演・親睦会 |
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2月7日、「第3回大倉山国際学生フォーラム横浜2015 語り継ぐ 愛と創造のものがたり 古事記の中の伝説」におきまして、基調講演「古事記の中の伝説」をさせていただきました。古事記は一般に和銅5年正月に作られたといわれております。神代の天地の始まりから推古天皇の時代まで書かれた古事記は、日本書紀とならんで日本の創生を語るには不可欠の書であります。とりわ古事記のおおきな特徴となっております、天津神が住んでおられるとされる高天原(たかあまはら)の記述は、日本の創生の歴史を理解するにはもっとも重要であります。こうした神代の伝説や歴史を日本で学ぶ国際学生の方々にお話し、日本という国をより深い理解していただく講演の機会をいただいたことを、光栄であり、とても嬉しく思いました。
また先立つ、2月2日は平成二十七年 象英会 新年講演・親睦会を目黒雅叙園にて開催させていただきました。当日は百余名の方々のご参加をいただき、平成27年度、乙未の歳の傾向及び一白から九紫まで各気性の運勢をお話し申し上げました。今年は三碧が中央に回座する年であり、雷や稲妻、振い揺れ動く作用が現象としてあらわれる年になります。水害や地震が多発する暗示があるので、ご注意をいただくとよろしいと思います。講演後は昼食、そして今回のアメリカ人尺八奏者、ジョン・海山・ネプチューン氏のがございました。とても素晴らしい演奏に一同聞きほれ、感激の時間となりました。その後、恒例の福引大会となり会場は大いに盛り上がってお開きとなりました。
なお、今回を持ちまして象英会の活動を休止することを、会員の皆様にお話申し上げました。存続を望まれる多くのご希望をいただきましたが、今後は暦学、気学、周易、日本古代史研究の著作に邁進する旨申し上げ、これが井上象英にとってのまさに天命であり、これまで支えていただた会員の皆様への恩返しであると申し上げました。あらためて会員の皆様に感謝申し上げます。
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象英会 井上象英新年講演、親睦会が1月26日、百余名様のご出席により東京、丸の内、東京會舘にて開催されました。
11時30分から象英先生による暦、気学からみた2014年の傾向と各気性の運気についてお話がございました。
2014年のキーワードとしては、政治の分野ではカリスマ的な人物の登場、経済では自由競争時代へ突入の暗示、自然の傾向としては天候が極端に変わりやすいが傾向の年となるとのこと。
具体的には、国内外で新しいネットワークシステムによる情報戦略が有効となりますが、同時に、「三碧」に暗殺剣が同座するので”ニセ情報”や”やらせ”に注意が必要。また、北の「子」に歳破が付くため政府の負債問題や資産運用など、国民の見えない所での政策に注視する必要がある、さらに、「午」は火の気「四緑」は風の象、共通する要素は”流れ”と”飛散”であり、また、”拡大”もあるので水流を含め、火災、熱波、また不順な天候から農産物の生育に影響することも考えられとのこと。ゲリラ豪雨と旱魃など天候が極端に変わりやすい暗示なので要注意。
概況の後は、各気性の運気の傾向と対策、聴講の方々も今年一年の自分の運気として熱心に聞き入っておられました。
講演の後は親睦会として御昼食、その後には二代目 高橋竹山様による津軽三味線、青森民謡の演奏があり、そして毎年恒例となっております福引大会と、大盛況のうちにお開きとなりました。
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平成二十六年は干支でいうところの「甲午(きのえうま)」の年となります。十干の「甲」は東に位置し、五行では木に属します。本義は「かいわり」で、その属性は「伸」であって稲妻の走る様子。また、地支の「午」は火に属し時刻では正午、方位では南を指します。その働きは「杵」や「杵」であって"さからう"とか"突き上げる"意であります、つまり、激しい活動の中から草木の新芽が強く成長する様子が伺えます。
消費税が八%に。金利が上がる。物価も上がる。今年は「非常のときの日常」「想定外のときを想定」することや「夢物語の中での現実を意識する」など、かねてからの懸案事項や開発問題を提議することが大事になるでしょう。そして、一五〇〇兆円も溜め込んでいる日本国民それぞれが、グローバル・マクロの中での見識分析が必要と考えられます。
それは原発を含むエネルギー問題であり、地球環境を考慮した諸問題、諸外国へ向け、国家の威信をかけた戦略的な開発計画に乗り出すべき時期となるからです。
「午」の凌ぎあいは半端ではありませんが、「甲」の伸展には勢いがあり、「発展・拡大・再生力」を意義とするため期待が持てます。人材も資産となる今日、世界に向けた競争力を維持するには日本が誇る技術力を磨くことも忘れてはなりません。まさしく「午」の切磋琢磨が求められる一年と言えます。
また「午」は地支では七番目。子から始まった改革路線はこの年に大きな路線変更をする暗示があります。そして、陰気が陽気にさからって突き進むから痛みも伴うのです。
旧体制の殻(甲〉を破って革新するには行政への新しい風、人材の配置という構造改革も必要でしょう。つまり、閣内派閥はいろいろですが、目に見える活動と成果を生む"大人"が求められる周期に入る二〇一四年、「戦後レジームからの脱却」を連呼するならば、敗戦から経済大国に復活した力強さを大いに再確認したいものです。
自然に対する畏敬の思いは自然と共に暮している地方の方々や年配の人々に多いですが、この二~三年は地震、津波、風水害、旱越(雨不足)、そして停電などが予想される周期。暦法にある様々な星の位置関係と干支の働きが作用することで、この様な自然現象の異変を予測することが可能となります。暦盤上での四緑は風の性質を持ちその本宮には三碧が凶神と共に滞在する甲午年は、短期間の問に天候が極端に変わり易いことを意味します。暑かった翌日は寒く、湿度のばらつきで不快な日々が多い傾向。もしかして梅雨の期間が短く雨風台風の季節が早く到来するかも知れません。風の被害に注意です。
そして午年は火事が多い。空気の乾燥がもたらす自然発火、風の影響でボヤが大火になり、花火や野焼きも注意が必要です。異常な暑さと気温の変化による疾病、皮膚の異常、気管支障害、アレルギーや咳、絶え間ない頭痛など、保健分野では新たな取り組みが生まれるかも知れません。反面、災害を受けた地域が危機にさらされる中で、自然発生的に生まれる思いやりや精神的な絆、英雄的な行為や活動が困難な状況を乗り越え、自然と共に暮らす環境保全を優先した開発政策を提唱してくれるのではないでしょうか。
本来、干支學の基本は統計であって、過去の干支と事象を振り返り、陰陽五行思想と九星術によって世相や経済、自然の在り様と幅広く拡大解釈することで未来を予測します。
何故か今日の世相と酷似している事件や問題が多いので、一部参考に列記してみました。
・天保五年(甲午)四緑
天候不順で諸国飢鰹に苦しむ。幕府、米価高騰のため専売制強化。江戸大火。大阪大火。
・明治二十七年(甲午)七赤
朝鮮出兵と日清戦争始まる。政界混乱し一年に二度の総選挙。高等学校令公布。全国商業会議所連合会発足(会頭:渋沢栄一〉。京都、大阪、横浜と会議所立ち上がる。
・昭和二十九年(甲午)一白
ビキニ環礁水爆実験で第五福竜丸被災。教育法の改正。防衛庁・自衛隊発足。憲法九条論議。造船疑獄事件。政界経済界癒着問題で吉田内閣総辞職。 |
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先月に引き続き伊勢神宮を参拝させていただきました。1300年前から始まった第62回目の式年遷宮。今年は出雲大社の60年遷座と重なり、歴史に残る1年となりました。ご神体が新正宮に遷されて以降、内宮、外宮のご神前には初参りの人々の列が途絶えません。11月4日~6日の日程で、友人や弟子達共々に、二見ヶ浦で清払いの後、神様の気配を感じ覚えるひと時を再びすごしてまいりました。
また、その月末には一人、京都の京都の伏見稲荷大社へ参山し、すっかり美しく化粧された千本鳥居をくぐって奥社をおたずねいたしました。生命力を象徴する朱赤に映り込んだ朝日がまぶしかったです。
伏見稲荷大社とは、私たちにとって、もっとも身近な神社といえる「お稲荷さん」、全国に30,000社あるといわれておりますが、その総本宮が伏見稲荷大社です。その稲荷信仰の原点が、稲荷山であり、伏見稲荷大社の御祭神である稲荷大神様がこのお山に御鎮座されたのは、奈良時代の和銅4年(711)2月初午の日のことされています。御鎮座以来、時代時代の人々の篤い信仰心によって「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として、全国津々浦々に至るまで広く信仰されてまいりました。こうした伏見稲荷大社様に参山させていただいたこと、きっと稲荷大神様のお導きであったのかもしれません。 |
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9月23日~24日、10月7日~8日、伊勢神宮へ参拝させていただきました。
今年10月2日に行われました第62回神宮式年遷宮の遷御の儀では、皇大神宮(内宮)で、天皇陛下より差遣された手塚英臣掌典長および黒田清子臨時神宮祭主、鷹司尚武神宮大宮司以下百数十人に及ぶ祭員らが奉仕されました。当日正午からは御飾が、前日1日には後鎮祭・御装束神宝読合・川原大祓があり、これに先立って御船代奉納式、洗清、心御柱奉建、杵築祭などの諸祭儀も執りおこなわれました。
正宮から新宮へと神儀を遷し奉る遷御の儀は2日午後に行われ、浄闇のなか、皇族代表として秋篠宮殿下が参列され、また安倍晋三内閣総理大臣などの参列員をはじめ約3000人の関係者らが奉拝いたしました。
豊受大神宮(外宮)では5日、遷御の儀が執りおこなわれ、約4000人が奉拝いたしました。
9月の参拝では旧社にて、また10月の参拝では新しくなりました鳥居より入り、新社にて、御垣内参拝をさせていただきました。9月の参拝では、「秋の神楽祭」が内宮神苑に設けられた特設舞台にて行われており、荘厳な舞楽を拝見いたしました。また、11月には象英会会員有志の皆様とあらためて参拝させていただく予定です。その模様は、後日ご報告させていただきます。 |
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昨年も参加させていただきました論語普及会主催による第39回台湾孔子廟釋奠参列旅行に9月27日(金)より29日(日)、参加させていただきました。27日に台北に到着、その日の午後に故宮博物院を見学させていただきました。翌日28日、早朝より孔子誕辰2564周年釋奠に参列、孔家第七十九代直裔孫、孔垂長先生をはじめ、馬台湾総統や台北市長など台湾政府の各要人のご臨席のもと、前回に劣らず盛大かつ躍動的な数々の行事にあらためて感動いたしました。式の後、孔家ご一家との昼食会に参加、日本の皇室と共に二千五百年以上の悠久の歴史に育まれた孔家のみなさんにお会いし、まさに「論語」の活学として、貴重な体験をさせていただきました。午後には台南へ移動、台南孔子廟を巡拝いたしました。その際、孔子廟前で、共に参加された方々と論語・学而第一「子曰 學而時習之 不亦説乎 有朋自遠方來 不亦樂乎 人不知而不慍 不亦君子乎」を奉読、論語を学ぶ者の一人として、その喜びと覚悟をあらたに致しました。
写真は右上より「台南孔子廟 孔子様ご位牌」、下左より順に「八佾の舞(古代中国の雅楽の舞の一種、天子の儀式専用の舞とされています)」「八佾の舞の少年」「馬 台湾総統」「郝龍斌 台北市市長」「論語普及会孔子廟釋奠参列旅行参加者記念写真」「孔子廟本殿前記念撮影」「孔子廟本殿前にて」「孔子廟にて論語学而奉読」「バス車中にて」です。
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平成26年度版 神宮暦、井上象英の幸せをつかむ方法が発刊されました。 |
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井上象英先生著作による、こよみの決定版である平成26年神宮館高島暦をはじめ、平成26年神宮宝暦、平成26年神宮館開運暦、平成26年神宮館運勢暦、平成26年神宮館家庭暦、平成26年神宮館九星本暦、平成26年神宮館百彩暦、井上象英の幸せをつかむ方法
2014が発刊されました。全国の書店、神宮館のホームページでお買い求めいただけます。
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6月7月と続けてマーク・エステル氏にお目にかかりました。彼は30代の頃より古事記に魅せられ神様の絵を次々と描き、これを伊勢神宮や出雲大社、熊野本宮など100社以上の神社へ奉納されているフランス人の画家です。地中海を見渡すコートダジュールでエステルホテルを経営するご両親の下に生まれ、パリ大学大学院で経営学博士号を持ちながら日本神話に寄せる思いは深く、古事記に基づいた神々の絵画を数多く国内で発表されています。象英会の友人がセッティングして下さったこの出会いでは、久しく忘れていた“感動”のスイッチが入りました。かねてより、今一度古事記を学びたい!という思いの気がモクモクと・・です。神様から頂けるご縁は、思い続けることと目標への道筋を歩み続けることによって授かるのかも知れませんね。 記:象英
【マークエステル・プロフィール】(日本神話 マークエステル より引用)
マークエステル、本名マーク・アントワーヌ・スキャルシャフィキ。彼は800年続く名門の出身である。スキャルシャフィキ家の起源は祖先がドイツからイタリアのジェノバに移り住んだ12世紀の初頭にさかのぼる。同世紀半ばにローマ法皇から貴族に列せられた。
マークエステルは1943年2月26日、パリに生まれる。 1945年、両親が「バナヌレイホテル」を開業した南フランス、エズ・ボード・ドゥ・メールに家族と移り住み、1951年に「ル・カップエステルホテル」が新しく開かれてからは一家で同ホテルに居住した。カップエステルとは「星の岬」の意味。ホテルはニースとモンテカルロの中間、紺碧の地中海に面したコート・ダジュールの海辺に突き出た岬の断崖に建つ。壮大で絵のように美しい周辺の景観がマークエステルの芸術に寄せる強い憧憬にインスピレーションをあたえる源泉となったに違いない。
彼は誠実を重んじると同時に大らかで自由な家風の中で育った。また、このホテルに滞在する客は世界中のそうそうたる名士が多く、家族的なホテル内で自然に客たちと親しく交わる特異な雰囲気の中で育った。米国大統領だったケネディ家の人々、フランス大統領ポンピドー一家、ポール・ヘンリー・スパーク、映画俳優ではローレンス・オリビエ卿、デビッド・ニーブン、チャーリー・チャップリン、グレタ・ガルボ、アンソニー・クイン、アラン・ドロン、ジーナ・口ロブリジッダ、ベガム、更にモナコの故グレース王妃といった特別の人々もマークエステルにとっては青春時代のごく親しい存在であった。近くに住んでいた世界的画家マルク・シャガールとも個人的な知遇を得る。このような特殊な経験がマークエステルの将来の人生展望に大きな影響をあたえたことは間違いない。
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寒河江市慈恩寺 津軽三味線奏者・2代目高橋竹山さんコンサート |
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8月24日、山形県寒河江市の慈恩寺をお訪ねいたしました。慈恩寺は、山号は瑞宝山、宗派は、法相宗より真言、天台両宗を経て第二次世界大戦後より慈恩宗とされています。寺伝によると、神亀1年(724)に行基が開山、天平18年(746)聖武天皇の勅命によって婆羅門僧正、菩提僊那が開基。本尊は弥勒菩薩です。1618年最上義俊再建の本堂、弥勒堂は国の重要文化財に指定されています。また、国の重要文化財に指定されいる阿弥陀如来坐像は恵心僧都源信の作と伝えられています。
当日、慈恩寺境内で開催されました津軽三味線奏者・2代目高橋竹山さんの演奏を拝聴いたしました。以前も一度ご縁があり、拝聴させていただいたことがあります、高橋竹山の演奏、今回は東北、山形の地、慈恩寺での演奏、暗闇に浮かぶ本堂をバックに、境内に哀愁を帯びた調べが響き渡る様は、また以前とは別の趣がございました。津軽三味線の伝統曲である「三味線よされ」、「中じょんから節」、「ホーハイ節」を独奏され、さらにピアニスト小田朋美さんとともに、高橋さんが作曲した「カム ダウン モーゼ」や山形の民謡である「花笠音頭」を共演、とても楽しい一夜となりました。
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ハーバード大学と横浜市立大学ほか市内3大学の学生が大倉山記念館に集まり、日本文化体験を通じて相互理解を深める「第一回大倉山国際学生フォーラム横浜」が、7月6日(土)開催されました。 主催:大倉陽子プロジェクトチーム、ハーバード大学ライシャワー日本研究所、 後援:米国大使館、横浜日米協会、横浜市、概要:ハーバード大学の学生30名と市内の学生30名(横浜市立大学、慶応義塾大学、東京工業大学)が、大樋年雄氏プロデュースのもと、アートワークや茶道体験を通じて交流するというフォーラムでございました。私は、大倉陽子プロジェクトチームの一員として参加、開港以来、日米交流の舞台として歴史を歩む横浜で、次代を担う学生の交流プロジェクトに微力ながらもお手伝いさせていただけること、とてもうれしく思っております。
私は等々力の地に居を構えて40年になりますが、近くにこの様な精神文化研究所が昭和初期から存在していたことに驚きました。実業家の大倉邦彦氏が、公民生活の向上と充実を図って創建した施設ですが、西洋と東洋の哲学や宗教、倫理教育、歴史文化や芸術を通して“精神文化”の研究と講義とを実践し普及する活動を軸としていました。しかし初代が亡くなられてから活動は休眠状態とか。
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NOP法人論語普及会主催の全国論語教室交流会・全国孔子聖廟巡会~浪速儒学の源流を尋ねて~ |
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2013年6月15日、NOP法人論語普及会主催の全国論語教室交流会に参加させていただきました。当日開催された記念講演会では石川忠久先生による「漢詩にみる論語のこころ」を拝聴、2500年以上も読み続けられている論語に関連した漢詩をとりあげて解説していただき、論語が後世の人々に、とりわけ漢詩の世界にまでも大きな影響を与えていたことを学び、私自身の今後の論語研究にとって、とても参考となる内容でございました。
続いて翌日16日の全国孔子聖廟巡会~浪速儒学の源流を尋ねて~では、仁徳天皇陵や応神天皇陵そして王仁博士の墓所を巡拝いたしました。論語の述而に「述べて作らず、信じて古を好む」とありますが、日本人は歴史的に外来文化を受容しながら独自の文化を形成し熟成してきました。応神天皇の世に百済の王仁博士から伝えられた「論語」と「千字文」は、圧倒的な文明力と教育力を見せつけられたことでしょう。
王仁博士の墓所に巡拝の折、菩提樹を発見して、思わずパチリ。菩提樹はシナノキ科の落葉樹です。中国原産で葉は心臓の様な貌をしていて、細長い葉脈の中央から出る花梗に花を咲かせます。そして球形の実を付けるのが特徴です。お釈迦様がこの樹下に坐して悟りを開かれた話は有名ですね。
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先月、お知らせいたしました島根県、出雲大社の「本殿遷座祭」「本殿遷座奉幣祭」に参列させていただきました。
宮中 より天皇陛下の大御使(おおみつかい)である勅使様をお迎えして5月10日午後7時に始まりました「本殿遷座祭」では、厳粛な雰囲気の下、約1万2千人の招待客らが見守る中、神職など約260人の行列が仮の本殿に入って神事を行った後、大国主命のご神体を神輿(みこし)に納め、絹垣(きぬがき)」という白い布で覆い、神職16人に担がれてご神体のみこしが出発いたしました。行列は、「瑞垣(みずがき)」と呼ばれる本殿などを囲った垣根をゆっくり周回し、本殿前の二つの門をくぐり、ご神体が本殿に入り、神職の「おー、おー、おー」という声が響きわたり、御神座への大国主神のご帰還を告げました。
出雲大社は昨今、縁結びの神様と知られておりますが、本来は、大国主大神が祀られている大社で、大国主大神様を「だいこくさま」と申しますように、「天の下造らしし大神」であり、日本の国土を開拓され、国づくり、村づくりをはじめ、農耕・漁業をすすめ、殖産の法をお教えになり、人々の生活の基礎を固めて下さいました神様です。また、医薬の道をお始めになり、今もなお人々の病苦をお救いになる等、慈愛ある御心を寄せて下さっております。
この「本殿遷座祭」に参列させていただいたことは、まさに身に余る光栄であり、心打ち震える思いでございました。また、参列のご縁をいただきました出雲大社さまに感謝申し上げます。
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出雲大社 『平成の大遷宮』
奉祝行事ガイド |
5月10日~12日、島根県、出雲大社の「本殿遷座祭」「本殿遷座奉幣祭」へ行ってまいります。
「古事記」の国譲り神話に、大国主大神(おおくにぬしのおおかみが、高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりといわれています。
正式名称は「いずもおおやしろ」、一般には「いずもたいしゃ」と呼ばれています。神社での拝礼は、一般に「二拝ニ拍手一拝」ですが、出雲大社では「二拝四拍手一拝」の作法で拝礼したします。
現在の御本殿は、延享元年(1744)に御遷宮御造営されて以来、文化6年(1809)、明治14年(1881)、昭和28年(1953)と3度にわたり御遷宮御修造が行われてまいりましたが、今回は昭和28年より60年後の本殿遷座となります。神々の国、出雲で行われる「本殿遷座祭」、今からとても楽しみにしております。
出雲大社 『平成の大遷宮』 奉祝行事ガイドブックブック |
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「ロータリー2750地区:新世代委員会」青少年交換プログラム スプリングキャンプ |
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3月24日~26日、「ロータリー2750地区:新世代委員会」青少年交換プログラム・スプリングキャンプに参加いたしました。今回の目的は広島原爆ドーム見学、平和会議への理解によって平和に対する多様な視点を持つこと、京都に代表される日本の世界遺産に実際に触れ、日本文化を理解することです。これまで、ロータリーの新世代プログラムに参加した若者は全世界で50万人以上にのぼります。ロータリー青少年交換、ローターアクト、インターアクト、ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)などの行事に参加する若者達は、将来、国際社会、地域社会の中でのリーダーとなるため、そしてロータリアンとなるための必要なスキルをこのプログラムで身につけてまいります。
京都では、私も初めての舞妓さんのすばらしい踊りを鑑賞をさせていただきました。写真は黄色の着物を召しているのが叶裕美(かのう ゆみ)さん、紫いの着物を召しているのが叶笑(かのう えみ)さんです。また、踊りの説明をしていただいているのが、置屋、叶屋のお母さんです。また、この十数年、赤山禅院に鑑定のために通っている私ですが、何十年かぶりに金閣寺に参りました。
また、今は満開のさくら(二条城)も、25日は固めでした。気温も、早朝2度3度、日中でも6~7度程で真冬の寒さ。花粉症から鼻炎へ、そして風邪をひきました。ともあれ、その寒さの中で、参加した若者たちは各訪問先で元気に活動していました。
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小学校低学年児童のための「漢字のなりたち学習帳(仮題)」 |
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私たちは小学校に入ると、すぐに漢字を習います。漢字を読んだり書いたりすることは、日本人として生まれた私達にとって必要不可欠なことです。本を読んだり、道路標識を見たり、暮らしの様々なところで漢字が使われています。従って漢字を習いおぼえることは、小学校教育の基本のひとつとなっています。
この漢字について、少しだけ見方を変えると、漢字の中に息づいている数千年にわたる人々の生活、文化が見えてきます。漢字の成り立ち、変遷には、それぞれの歴史があります。この「漢字のなりたち学習帳(仮題)」は、漢字が古代中国の甲骨文字から始まり、金文、篆書と変化し現代の漢字に変化して歴史とその漢字の成り立ちとなった本来の意味をわかりやすく説明することによって、小学校で漢字を習う児童にとって、漢字がこんなにもおもしろく、意味深いものであることを知ってもらうための学習帳です。現在、小学校1~2年で学習する教育漢字ををもとにして、原稿を執筆中です。出来れば、今年度中に発刊できればと思っております。
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1月27日、午前11時~午後3時、東京、丸の内、東京會舘にて130余名様のご出席により恒例の象英会 新年講演・親睦会が開催されました。
井上象英先生による新年講演では、平成25年、癸巳:五黄土気性の傾向、各気性の解説がございました。
概要は次の通りです。
―― 巳年や五黄年の傾向 ――
昨年、政府の指導者達にとっては審判の周期ではなかったかと思います。財政的失策(負債の拡大)の結果からはもう逃げられません。
今年は、その失政の誤りを正して「再建」と「改革」のプロセスを開始する為ともに助け合うプランが合意に至る可能性があります。
つまり、今日ある困難な状況や問題の悪化を解決してゆく年と考えられます。
「辰」と「巳」は風の性質を持ちます。これは短期間の内に天候が極端に変わり易いことを意味しています。
また、「癸」は陰の水気ですから湿気をもたらし、同時に降雨量も示唆します。ことによると、数回洪水に見舞われる可能性があり、地震の暗示もあります。
1: |
異常気象は続きます。とくに水害と地震の発生し易い周期。雷や強風被害、急激な天候異変を暗示しています。 旱魃、日照被害は農作物の生育に影響する。
過去の歴史を見ると、土の星が鬼門を塞ぐ年は大洪水か飢饉の何れかであって、大地震(関東・十勝・阪神淡路など)や噴火災害が多い。 |
2: |
一般社会では「健康の定義」と「教育」を重視したプログラムや新発想、そして技術力を駆使した商品が目立つ暗示です。 |
3: |
政府としては、外交か国防か意識改革が必要になり、政治構造のゆがみにメスが入るのではないでしょうか。
そして、ミクロがマクロに挑戦するなど活発な投資、企業買収が始まるかも知れません。しかし、何らかの理由によってアジア圏の経済に激震が走る。 |
「歴史は繰り返す」
もし過去の失敗から学ぶことがなければ、私達はそれを繰り返す運命にあります。
今年のキーワード:「本家帰り」&「再生と復活」
講演の後、昼食をはさんでハープ・セラピスト「中野智香子」様、歌舞伎囃子方「望月一左」様による素晴らしい独奏、さらにお二人によるコラボレーション演奏と続き、象英会恒例のハズレくじなし、お楽しみ福引抽選会となり、お開きとなりました。
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新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、今年の態勢及び傾向についてお知らせいたします。
現在、私たちが使用する年号は「平成」です。しかし、運気や運勢などを知る為にはその年や月、そして日々に配当されている和暦(干支暦)を知る必要があります。
「殷」の時代から使用されている暦は「自然周期学」と称され、宇宙の有り様は神の領域でもありましたが、孔子も孟子もその達人だったのです。
これらの星が様々に組み合わされ、配置されることによって起きる自然のメカニズムが、数百年と経過することにより一定の条件が調った時、発生する自然災害を天災と言います。また、事件や社会情勢など、人間の運気やバイオリズムにも深く関わりを持つと云うことが解明されております。
2015年(平成27年) 乙未:三碧木気性(きのと・ひつじ・さんぺき)
態勢・・・「乙」は地上に出た木の芽が外界の様子を伺っている姿を象っており、屈曲の乁を象形としています。しかし、車偏を付けた「軋る」には無理と迷いがあり、昨年の「四時巡りて百物生ず」の中のリスクを象徴するかのようです。とくに「未」は未完や曖昧をその象意とする為、不安材料も多く、政治も経済も「暗中模索」を物語った状況が続くと考えられます。
それは、甲の成長に押されて湾曲する乙に対し、王道政治を貫くには一貫した信念と勇気が必要とされ、異論反論のせめぎあいも半端ではないからです。
態勢としては「一燈照隅」して「萬燈照国」を目指す傾向にあります。
―― 未年や三碧年の傾向 ――
オリンピック招致、スケートの羽生、テニスの錦織で沸いた甲午年。しかし、大分や広島の台風被害、豪雨や御嶽山の噴火など、自然災害も想定外のことが多かった。
今年は、高い技術力と製品に疑問符がつく事件やトラブルがある。縦の人間関係が希薄になり常識の線引きも難しい。そこで、どの分野に於いても「質」が問われる暗示です。一白に暗剣殺が同座するので“虚偽”や“秘密の露見”に注意が必要。丑に歳破が付くため「締結」や「絆」問題にもヒビが入りやすい。
また、乙と未に共通する要素は“見えない世界への不安”です。つまり精神世界はもちろん、身近でない社会問題や自然現象など等。とくに水星は「方円の器に従う」特性を持ちますので、凶神の影響を受けると大水害や局地的豪雨、豪雪、猛暑が一転して冷夏か低温注意報のことにしも。山崩れや土砂災害、火山活動(昨年から)。そして未の三碧年は地震の周期でもあります。
今年のキーワード:「不昧」&「発動」
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11月23日に日本最古の学校である足利学校の釋奠祭に参列して参りました。孔子廟は日本各地に創建されていますが、「釋奠」を執行する聖廟は少ない様です。釋奠は”せきてん”と読みます。
釋奠の意は、「釋」も「奠」も供え物を置、並べるという意味、本来山や川の神や先聖・先師を祀ることを「釋奠」と言っておりましたが、後漢の光武帝が孔子と七十二弟子を祀ったころから、「釋奠」は孔子を祀ることを言うようになったといくことです。足利学校の釋奠は、種々の祭器である簠(ほ)、簋(き)、籩(へん)、豆(とう)、爼(そ)、爵(しゃく)、犠樽(ぎそん)、象樽(しょうそん)、水瓶(すいびょう)等を用いて野菜類ほか米、餅、鯛、鯉、牛肉、酒等を供え、祝兼掌事が祝文を朗読し捧げるています。釋奠は足利市重要文化財(民俗文化財)に指定されています。
足利学校の歴史は、奈良時代に遡り、平安時代とも鎌倉時代とも言われ、フランシスコザビエルによって「坂東の大学」と世界に紹介されたほどです。また、中國明代の聖廟を模して徳川家綱の時代に造営され、書庫には典籍が一万七千冊もあるとのことですが、もちろん国宝や重要文化財が多く、廟の参道には曲阜の孔林から頂いた楷の木のタネを育てた楷樹が見事に育っていました。
書に「己所不欲,勿施于人」( 己の欲せざる所は人に施すことなかれ)とは、自分が人からして欲しくないことは、人もそう考えるだろうから人にしてはならない、ということ。あらためて自戒をいたしたところです。
釋奠の後、東武足利駅近くの華雨蔵珍之館に伺い、曲阜孔子廟碑林拓本を拝見。高山館長様と孔府や孔徳穂様との昔話に花が咲き、また孔子の故郷に思いを・・・。
なお、12月17日に東京港区南青山の「青山ビジネスエアポート」にて一般財団法人日本ファッション協会 うらら会様、12月例会におきまして”干支九星学からの考察 ~和暦(干支)を学ぶ~”と題して講演をさせていただきます。
記:象英
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9月の27日~29日で台湾の孔子釋奠典禮に参列して参りました。(孔子生誕2564年)
旅行は論語教室の生徒達とNPO法人論語普及会の面々と現地合流で、何とも忙しく内容の濃い旅であったかも知れません。
台北孔子廟で行われる演舞は、「八佾(はちいつ)の舞」と言われる釋奠では欠かすことの出来ない奉納舞です。日本の雅楽のような単調な楽奏に優秀な成績を修めた選ばれた64人の小学生が雉の羽と鞘とを操って美しく舞います。
「八佾の舞」とは天子の舞、「佾」は舞の列を意味しています。縦横とも8列、64名で並び舞います。なお、「八佾の舞」に関する孔子の言として、論語八佾第三に、「孔子謂季氏 八佾舞於庭 是可忍也 孰不可忍也」 (孔子、季氏を謂う、八佾を庭舞わす、是を忍ぶ可くんば、孰れをか忍ぶ可からざらん)とあります。礼を軽んずる人への戒めの言葉です。
釋奠終了後、孔子廟前で論語の学而を全員で奉唱致しました。この様子は当日の台湾ニュースに報道されたとのこと。
その後、孔子79代孔垂長様と奥様を交えての昼食会。孔先生から頂いた記念の品は(孔子の絵)後日公開します。
また、「千と千尋の神隠し」の舞台となった十份から九份をたずね、とてもたのしく感動にあふれた2日間でした。
なお、この孔子釋奠典禮の様子はYoutubeにも公開されておりましたので、ぜひご覧ください。
台北孔廟大成至聖先師孔子誕辰2564年紀念釋奠典禮 - YouTube (Copyright (C) 2014 alpin All Rights
Reserved.)
記:象英
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・2014年12月6日(土) 神宮館主催「神宮館読者様ご愛顧感謝イベント」にて「私たちの人生を豊かにしてくれる暦」題して講演
・2015年1月9日(金) みやぎレディース中央会 創立15周年 チャリティ講演会にて「人生を成功させる暦の力 ~暦と人生のつながり~」と題して講演 |
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本年も9月23日~伊勢と京都への御蔭さま参りを致して参りました。
昨年は62回目の遷宮式がありましたので、9月10月そして象英会の方々と11月にお参りが出来、とても有意義な一年に。
あれから一年、外宮では63回目に御移りになられる御心柱の仮殿がひっそりと建っている様子が何とも美しく、しばらくその場を離れられませんでした。今回の参拝であらためて気付いたのは、風日祈宮橋(かざひのみのみやはし)という名前がつけられた橋。『長さ43.6m、幅4.6mのこの橋は、またの名を「五十鈴川御橋」といいます。南端の欄干には、「太神宮風宮 五十鈴川御橋明応七年戌午本願観阿弥 敬白」の銘が刻まれていて、室町時代に勧進聖(かんじんひじり)の神忠によってかけられたといわれています。この橋を渡ると風日祈宮に参拝できます。』(伊勢神宮HPより引用)。この橋を渡ってたずねることができる風日祈宮は、かっては現在でいうところの末社格の風神社であったそうですが、皆さんもよくご存知の、あの1281年(弘安4年)の元寇の際に、神風を起こして日本を守り、それをもって別宮になったと伝えられえています。伊勢神宮は、日本のさまざまな国難を守ってきたことをあらためて知って感激いたしました。
続く25日は、赤山禅院で泰山府君様の大祭にあたり、岡本、堤両先生のご協力のもと鳴動神事を執行させて頂きました。参列いただいた信者の方々には大祓詞奏上と共に御釜が鳴り響く様を目の当たりに見て聞いて体に感じて頂き、心や体に溜まった不浄を一切祓い清めて頂けたと思います。「目に諸々の不浄を見て心に諸々の不浄を見ず」と云うことです。
ところで、赤山禅院は、古来、「紅葉寺」とも呼ばれています。毎年、11月に入ると、境内各所の紅葉が色づき始め、 11月後半に見頃を迎えます。晩秋の京都の紅葉散策、お出かけになってみてはいかが?
記:象英
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早朝に部屋のテラスに出て新聞を読んでいたらサギが小魚を狙って・・・。
実は、母とともに修善寺のあさば旅館(渡辺淳一の「失楽園」の舞台に多く登場)に行ってきました。お盆休みです。
修善寺は独鈷の湯で代表される修善寺温泉発祥のお寺で、弘法大師による開基は平安初期の大同二年とされています。多くの文人や画壇、梨園の方々にも深く愛されている名勝地で、名湯のようです。
そこでのんびりと寺の境内を散策・・・。雨水を活用した防火水槽に「一雨や千の山々を潤す」と「天の水は長くして個ならず」と記されていました。また賽銭箱には「功徳の海」と・・・さすが修善寺。
忙中閑あり。母ともども、命の洗濯をさせていただきました。
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7月は、これといった行事もなく、また神宮館暦の校正執筆も一段落し、毎月寄稿させていただいている雑誌への運勢暦欄の執筆を終えた後は、比較的のんびり過ごすことができました。
ということで、以前より取り組んできております易經の執筆を日課として過ごしました。易經は、古代中国、周の時代(紀元前1046年頃 - 紀元前256年)に書かれ、著者は伏羲とされています。その根底にあるのは、陰陽思想であり、陰と陽の二つの元素の対立と統合により自然、人間界、森羅万象における状態の変遷、変化の予測を体系化した書であります。現代の言葉でいえばビッグデータを陰と陽という相反する方向に統計的に体系化したといえるかもしれません。従って、それは、古代中国における自然哲学であり実践倫理を説く、いわゆる四書五経のうちの中心的存在の書として存在し、その後の東洋古代、中世に多大な影響を与えています。多くの先人がこの膨大かつ深遠な書の解説を行っておりますが、私は、現代に生きる者の一人として、易經のいわんとする自然哲学、実践倫理を現代に人々にわかりやすく伝えることができればと考えています。読めば読むほど、研究すれば研究するほど、その思想の奥深さに戸惑いながら、あるいは、ときに立ち止まりながらも、いつの日にかそれが完成する日を夢見て、コツコツと書いていきたいと思っております。 |
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井上象英先生著作による、こよみの決定版である平成27年神宮館高島暦をはじめ、平成27年神宮館運勢暦、平成26年神宮館百彩暦、井上象英の幸せをつかむ方法
象英暦2015が発刊されました。全国の書店、神宮館のホームページでお買い求めいただけます。
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日中友好孔子文化祭・第3回孔子文化賞授与式、群馬県渋川市「こども論語」講演、伊與田覺先生白寿誕生会 |
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5月29日、飯田橋グランドパレスにて開催された文部省公益財団法人東洋学林、社団法人世界孔子協会主催の「日中友好孔子文化祭・第3回孔子文化賞授与式」に出席させていただき、「孔子易傳賞」を授与され、とても感激いたしました。自分にとっては周易研究は、まさにライフワークのひとつであり、先年、中国で開催されました世界易経学会でも論文発表の機会をいただき、今回、こうした賞をいただけましたことは身に余る栄誉でございます。今後も、これを励みとして周易研究、論語研究に邁進したいと思っております。
5月31日、6月1日は、群馬県の渋川市公民館で「こども論語」と題して講演させていただきました。私にとってスライドを使用しての論語の素読や解説は初めての経験、はたして粗相なくでききるかどうか不安で緊張いたしましたが、なんとか無事に終了、ホッとした次第。「こども論語」ということで、用意した資料は、まさに子供が楽しみながら論語を学べる、そういう構成で、どうやって子供達に親しみやすく解説ができるか悩んでおりましたが、講演に参列していただいた方のほとんどが大人の方、それもあって、それほど緊張せずに済みました。今回、講演を聴かれた大人の方々が、家庭で子供達に、論語のお話をするときの役に立てたらと願っております。また、知人の津軽三味線奏者、高橋竹山様の演奏会もあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
6月15日、私が生涯の師を仰ぐ論語普及協会学監・伊與田覺先生の白寿、99歳の誕生会に参加させていただきました。伊與田覺先生は、「学生時代から安岡正篤氏に師事され、昭和15年青少年の学塾有源舎発足、21年太平思想研究所を設立、28年大学生の精神道場有源学院を創立、32年関西師友協会設立に参与し理事・事務局長に就任、その教学道場として44年には財団法人成人教学研修所の設立に携わり、常務理事、所長に就任、62年論語普及会を設立し、学監として論語精神の昂揚に尽力する」(論語普及会ホームページより)という、まさに戦前、戦後とともに論語の碩学として論語精神の普及にご尽力されておられる先生でございます。今年は、白寿、99歳、ますます元気矍鑠とされ、当日も決して99歳とは思えぬ若々しい感性、時代を見透す鋭い洞察力には、ただただ感嘆するばかりでございました。私も浅学ながら東京にて論語講義をさせていただく身、伊與田覺先生の奥深い思想に少しでも近づけたらと思った次第です。
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青少年交換プログラム.箱根オリエンテーション、吉田神社参拝、恵比寿ロータリークラブ・山下 泰裕氏講演 |
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今月は象英暦の執筆の傍ら、それぞれ意味深い行事に参加させていただきました。
まず最初は、5月8日、ロータリークラブ青少年交換プログラムで箱根湯本から桃源台、そして大涌谷を訪ねました。ロータリー青少年交換プログラムとは、国際ロータリーにおける奉仕活動の一つで、高校生の交換留学を行い、原則として交換留学(派遣した地区から受け入れる)制度を採っています。もともとは1929年にはじまり、現在では他国の文化を経験するために毎年約9000人もの生徒が世界中で留学している制度です。私も、一昨年からは青少年交換プログラムの副委員長として奉仕活動を行っており、今回のオリエンテーションは、その中のひとつの行事です。最初は、日本の様々な文化や慣習にとまどっていた彼らも、昨年の7月に来日して今月で9ケ月となり、本当に素晴らしい日本人になっています。(礼儀正しい!)。余談ですが、大涌谷でいただいた、「黒たまご」は美味しいです。大涌谷のくさい臭いは硫化水素で、火山ガスの一種。名物の黒たまごの表面の黒色は硫化鉄で、温泉の中に溶けている鉄分が反応したものとのこと。一個食べると7年寿命が延びるそうです。私は 熱々を一個頂きました。
5月24日には、以前からとても気になっており、一度は必ず訪れたいと思っておりました京都府左京区にございます吉田神社を参拝させていただきました。場所はちょうど京都大学の裏手にあります。御祭神は、天神地祇八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろづのかみ)で、『昔左京室町にあった社を吉田兼倶が後土御門天皇の御代、文明16年(西暦1484年)に現地に造営、同年11月24日奉請の上遷座されました・・・吉田神道の根元殿堂として道を説き 教えを設け、神職界の宗家として「宗源宣旨そうげんせんし」並「裁許状さいきょじょう」を発行するなど、大元宮を神道の中心地として神祇道の振興に貢献しました。また境内には、全国の神々を祀る大元宮(重要文化財)や料理の神様やお菓子の神様など、様々なご信仰のお社があります。』(吉田神社ホームページより)と由緒にございます。大元宮に始まりの神(虚無大元尊神)を中心に祀り、そこから生まれ来る八百万の神々を祀る事で、全国の神々を祀る社として、様々な御神徳をお授け下さっております。
5月27日は楽しみにしておりました、恵比寿ロータリークラブ主催の柔道家の山下 泰裕氏の講演を拝聴いたしました。山下 泰裕氏は、現在、東海大学副学長、2013年3月に起きた女子柔道強化選手による暴力告発問題を受けて全柔連が新たに設置した「改革・改善実行プロジェクト」の責任者、日本オリンピック委員会理事をつとめられておられます。柔道・山下
泰裕というお名前から、皆さんのよくご記憶されていると思いますが、1984年のロサンゼルスオリンピックで、2回戦で軸足の右ふくらはぎに肉離れを起こしてしまいましたが、その怪我をおして勝ち進み、足をひきずっての決勝で見事に勝利、金メダルに輝きました。そのときのお話もされ、ご自分は、自らの勝ち負けではなく、なによりも日の丸を揚げたいの一心であったそうです。その言葉をお聞きしたとき、とても心打たれました。柔道にとって軸足の怪我は、そのまま棄権にもつながる大事ですが、無私の心が、きっと勝利を引きよせてくれたのかもしれません。
また、今月は、念願としておりました、画家マーク・エステル氏の絵画を購入させていただきました。氏は、日本に住んで44年、日本神話を題材とした作画で著名であり、また、120社余にも及ぶ神社へ作品奉納活動でも知られ、今回、文部科学省より平成26年度文化関係者文部大臣表彰を受賞されました。そうした氏の絵画を購入させていただくことができたこと、何かのお導き、ご縁と思い、とても感謝しております。
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先月、お話いたしましたが、4月より国学院大学神道文化学部に通っています。下にあるのは、キャンパス内のソメイヨシノ桜です。
古事記と祭祇学を専門に今一度学び始めました。(昨年の遷座式と遷宮に参列して)今頃になって・・・と思いますが、いつ始めるの? に対し、“今でしょ!”。
幾つになっても学んで厭わず・・なのです。
この姿勢が象英流で~す。
古事記のテキストはもっとも一般的である岩波の古事記を使って学んでいます。 神道については岡田荘司先生の「日本神道史」を使用しています。古事記、神道史を、あらためて大学で学問として、より広範な視野から学べることは、とても興味深く、また、学徒として学ぶ自分自身がとても新鮮に感じられワクワクしています。
先月から始まりました「論語味読」では初めからやり直しの勉強もあります。
実は、私の易経と論語の師匠は伊与田覺先生です。先生は御年99歳です。写真にありますように先生は三時間の間、凛として、お話に無駄もなく、矍鑠と講義されます。どこからその様なエネルギーが湧いてくるのでしょうか? 目力もあって・・凄い!の一言です。
“道縁は無窮だね”と安岡先生が伊与田先生に話されたそうですが、同じ言葉を私にかけて下さいました。素晴らしい師匠に出逢えて、本当に幸せです。
勉強している風景をパチリと収めて頂きました。
なお、今月は、暦の執筆、校正が中心ですが、群馬県渋川で「こどもの居場所事業」「こどもたちに夢を!」で「おかあさんと一緒・こども論語」と題して、講演をさせていただきます。渋川の元気な子供達に会えることがとても楽しみです。
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3月8日、9日、行きの新幹線の車窓からすばらしい富士山を見ながら、京都を訪問、仁和寺で人間学塾主催の「春の宿泊研修」にて「暦と日本人」を講演させていただきました。会場は京都仁和寺の御室会館二階の大広間、人間塾では毎年2回、テーマを決めて講演者を招いて勉強会をしているとのこと、私の前の講演者は二宮金次郎から七代目の中桐万里子先生でした。演題は「尊徳翁の実践知」、少し聴講させて頂きました。私自身は講演が終わって後の懇親会で、着物での井手たちのまま質問攻めに合い、足と膝は悲鳴を上げ足は攣りながらも、私の暦の話に多くの方がご興味を持っていただいたことがとてもうれしく、ともかくもお答えしなければと必死の思い。その日の宿の部屋は寒く、布団も冷たく・・・、まさに、日々の生ぬるい生活に“喝!”の旅となりました。ちなみに、仁和寺は平安時代に宇多天皇が先帝の意志を継がれて創建したお寺であり、ご自身が退位された後は、出家されて仁和寺を住坊とし、真言密教の修業に励まれたそうです。 また、明治維新まで皇子皇孫が仁和寺の門跡となられ御室御所と呼ばれていたとのこと。
3月22日は、国際ロータリー2750地区、青少年交換委員会のスプリングキャンプに同行、奈良東大寺、法隆寺、京都東福寺を訪ねました。この時期、奈良や京都では梅や桜の花の芽はまだ硬く、春遠からじの風情でしたが、満開の桃の花を見たときは、ほっと一息、やさしい香りに心なごむ時間を持てました。
24日には比叡山の無動寺谷へ、そして明王堂、玉照院へ伺いました。現在千日回峰行に入られております釜堀浩元行者様にお目にかかる機会を得、お茶を一杯頂戴致しました。私は、この玉照院にお住まいの大弁財天様が大好きで、拝顔させていただくたびに、心の底から生きている嬉しさという感動に涙が出てまいります。釜堀行者様は、今年は3月28日~7月にかけて500日の回峰行に入られるとのこと。来年は「堂入り」に入られます。「堂入り」は、千日回峰行の中での最大の難関であり、お堂に籠り、食物も水も
断ち、不眠不臥で9日間ひたすらお経を唱え続ける行で、“ 生き葬式”とも呼ばれており、まさに人間の生の限界に挑む苦しい修業です。もし可能であるならば、再び無動寺谷を訪ね、釜堀行者様のご出堂に立会いお迎え申し上げたいと思っております。
なお、4月より国学院大学にて履修生として、通年にわたり「儀礼文化論」「教派神道研究I・II」「祭祀学」「古典講読I」を学びます。私のライフワークであります暦学、気学、易経、神道研究の礎となることを期待しておりまます。
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毎年、この時期は翌年度版の高島暦、象英暦、農事暦などの執筆の毎日です。一年全体の政治・経済・天候などの傾向をはじめ、九気性、それぞれの365日分の運勢を書かねばなりません。毎日の運勢として28文字で記述いたしますが、28文字X365日X九気性で、全体の文字数は、91980字となります。これに政治・経済・天候などを含めるとおよそ10万字になります。さらに象英暦、農事暦が加わるので、執筆する文字数は、実に膨大なものとります。執筆の方法としては、基本的に私が手書きしたものを、スタッフがパソコンに打ち込んでいくという方法ですが、執筆の最終段階では、校正原稿を私がパソコンを使って、直接、修正するという作業をすることもあります。かってパソコンのない時代、私の父、観象学人先生の著作のための校正、修正の作業をお手伝いする際には、莫大な労力が必要とされましたが、今は、そのときに比べて非常に便利になっているというものの、パソコンが勝手に暦を書いてくれるわけではありません。暦は人の手によって書かれます。私の執筆の毎日が、皆様の幸せの一助となることを願いつつ執筆しております。
なお、3月8日、9日は京都、仁和寺で開催されます人間学塾主催の「春の宿泊研修」にて第2講を仰せつかっており、会場でございます世界遺産仁和寺、さらに大石順教尼ゆかりの大本山観修寺などを訪ね、早春の京都をご報告いたします。
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新年 明けまして御芽出とう御座います。
戦後65年、復興2年目を迎え、素晴らしいほどの経済成長を遂げているのは、日本国民が「絆」や「勤勉なもの造り」精神を持ち続けているからかも知れません。
今年は 平成癸巳:五黄土星の年となります。
十干の「癸」は水気に属し冬の終わり。「撥」で水路を正すべき時期に来ていることを表しています。また、十二支の「巳」は六番目の地支で「実」や「圯」の意義があり、実りや新しい活動に入る作用を表しています。反面、五黄土星は陰陽相対の原理原則を司る力を持つ強力な星ですから、自然の調整力が強く働く周期と考えられます。
従って今年は、政治と経済の質を高め、世界へ向けた国政ではなく、国内へ軸足を置いた政策と経済成長の求められる一年ではないでしょうか。それは、外需ではなく内需の見直しであり、企業の体質体制も根幹からして意識改革が求められそうです。
また、自然界においては、過去の五黄年は豪雪、大洪水や暴風雨被害、そして歴史に残る大地震(えび野・関東・神戸)が上げられます。地支は違っていても自然界の周期を侮ってはいけません。巳年は風と雷被害にも注意が必要と言えるでしょう。
素晴らしい出会いの多い一年でありますように!
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エフエムびざん B.FM791(79.1MHz)インタビュー |
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井上象英先生が徳島県でFM放送を展開されているエフエムびざん様の「小山助学館ブックカフェ」新春スペシャルに出演されました。
この番組は、小山助学館のスタッフによるお薦めの1冊を紹介しておりますコーナーです。
暦、九星気学に関する考え方や、今年の傾向など、インタービューの様子は小山助学館ブックカフェにてお聞きいただけます。
普段、放送メディアにはほとんど登場されない井上象英先生の肉声による暦、九星気学に関する解説、ぜひお聞きください。 |
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11月14日~15日、全国中小企業団体中央会主催、全国レディース中央会共催によります「平成24年度 レディース中央会全国フォーラム in 福島」に参加させていただきました。講演では「中小企業経営 女性の力で一歩前へ」そして「被災地復興と女性の果す役割」をお聞きいたしました。ご承知のように、昨年の東北大震災での大津波の被害はもちろん、東京電力福島第1原発事故では、多大な被害を受けた福島県であり、その復興は、ようやく端緒についたばかりの状況、「被災地復興と女性の果す役割」では、被災地とははるか遠くに住む私たち女性に、何ができるのか、何をなすべきなのかを改めてかんがえさせられた、とてもすばらしい講演でございました。ともあれ、被災した福島の方々の元気なご様子をうかがい、これからの復興の未来に明るさを感じました。
翌日は、フォーラム解散後にオプション観光がございましたので、これもささやかながら復興への一助と思い参加させていただきました。
写真は、下野街道に沿う、江戸時代の宿場風景の面影を残し重要伝統的建造物群保存地区として選定されております大内宿です。会津城下と下野の国(日光今市)を結ぶ32里の区間の中で会津から2番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町ですが、南山通り・下野街道・日光街道・会津西街道とも呼ばれ、会津藩主の18回に及ぶ江戸参勤と江戸廻米の輸送と、当時会津藩と友好関係にあった米沢藩・新発田藩なども頻繁に利用した重要路線であり、また、以前の記録では天正18年(1590年)伊達政宗の小田原参陣、同年の豊臣秀吉の奥羽仕置きに当宿場を通行した記録があるとのこと(参考:福島県南会津郡下郷町大内宿観光協会より)。平成25年2月9日~10日には、「愛と絆をありがとう よみがえれ江戸宿場 大内宿雪まつり」が開催されます。すばらしい雪景色はもちろん、福島復興の姿を見に出かけてはいかがでしょうか。
大内宿の後は、2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」のロケ地となりました会津若松城(鶴ヶ城)をたずねました。なお、お城の写真のとなりにありますのは、千利休の子・少庵が建てたと言われる茶室麟閣に向かう途中にございました素晴らしい大木です。
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10月、昨年世界遺産に登録されました熊野速玉大社例大祭に参列して参りました。速玉大社では、「無常からの再生を祈って」をテーマに10月15日(本殿大前ノ儀・神馬渡御式)と16日(神輿渡御式・御船御式・御旅所神事)が秋晴れの下、執行され、可愛い子供神輿や田舎神楽の出で立ちの婦人会の方々、誠に清々しい気分にさせて頂き、嬉しいひと時を過ごしました。
熊野速玉大社は、「熊野三山のひとつとして全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。今から約二千年ほど前の景行天皇五十八年の御世に、熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになり、これより神倉神社の『旧宮』に対して『新宮』と申します。 御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、十二柱の神々を祀り上げ新宮十二社大権現として全国から崇敬 を集めています。特に、孝謙天皇の御世、日本第一大霊験所の勅額を賜り、熊野三山の中でも逸早く『熊野権現』の称号を賜りました。」(熊野速玉大社ホームページより引用)とございますように、古代より祀られてきた由緒正しき大社でございます。皆様も晩秋の一日、世界遺産にも登録されました熊野速玉大社参拝に、ぜひお出かけください。
因みに写真の神馬は、速玉大神が、宮司の懐中に抱かれて阿須賀社に向い、阿須賀社からは、神霊を神馬に奉安して、弓、矢、剣、鞭の威儀物を従えてお旅所へ渡御します。
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9月は、恒例としております伊勢神宮参拝に行って参りました。御垣内参拝(みかきうちさぱい)をさせていただきました。身も心も引き締まる思いの中、神宮様へお参りを申し上げました。来年は式年遷宮の年、原則として20年ごとに、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷します。また、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、装束・神宝、宇治橋なども造り替えられます。なお、来年は白石持行事に参加させていただきます。
さて、本年10月よりカルチャースクール「東急セミナーBE」にて、論語普及会特任講師として「論語を読む」教室を開講することになりました。
日時 10月25日(木) 午後4時~5時50分
(毎月第4木曜日・6カ月・全6回)
会場 カルチャースクール 東急セミナーBE 自由が丘校
http://www.tokyu-be.jp/seminar/2012100006AS02001.html
講師 論語普及会特任講師 井上 象英 先生
テキスト 「仮名論語」
会費 18,900円(テキスト代別途)
電話 03-5726-4153(三好律子)
~孔子の世界を味わう~
論語を読む
10月期講座
論語を読む 「子日わく、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。」<為政第二>全500章からなる中国古典の「論語」は日本人の道徳の基本を作ってきました。その中身は、人間としての”優しさ”を目覚めさせ、悩み多き現代社会での良き手引きとなります。講座では、「仮名論語」と「論語のはなし」<伊輿田學著>をテキストに素読と輪読を中心に講義を進めてまいります。
論語普及会・特任講師 井上 象英
皆様のご参加をお待ちいたしております。 |
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雑誌「政経往来」「映画 天地明察に見る改暦の偉業」インタビュー記事掲載 |
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昭和21年創刊以来、日本の政治・経済の現状分析から未来への展望を分かりやすく解説するとともに、絶えず問題点を提起し、わが国の政治・経済発展に寄与することを目指して発刊されております「政経往来」様より、「映画 天地明察に見る改暦の偉業」と題しましての暦に関するインタビューをお受けいたしました。
「天地明察」は『2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を、「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。20年以上の歳月をかけて日本独自の太陰暦を作り上げていく天文暦学者・渋川春海の姿を描く。江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される。主演は「V6」の岡田准一。算哲の妻となるえん役に宮崎あおい。その他、中井貴一、松本幸四郎らが共演。』(天地明察 : 作品情報 - 映画.comより)という映画でございます。インタビューの中では暦の歴史的意義、政治的意義、改暦の意義についてお話させていただきました。
暦とは一般に、推古天皇10年(602年)に百済から学僧観勒が暦本や天文地理書などを携えて来日し伝えられたとされています。 官暦として正式に採用されたのがいつからであるかについては諸説ありますが、平安時代に編集された「政事要略」に推古天皇12年(604年)から初めて暦の頒布を行ったと書かれており、「日本書紀」では持統天皇4年(690年)の条にある「勅を奉りて始めて元嘉暦と儀鳳暦とを行う」という記事があります。まさに、暦とは日本古代より、政治、、社会生活に不可欠なものでありました。私も暦法研究家の一員として暦を毎年執筆させていただいておりますが、その暦法の成り立ち、意義の一端を知るにはとてもよい映画であると思います。作品としても、素晴らしい監督、脚本、配役の方々によるものでございます。ぜひご覧ください。
映画『天地明察』オフィシャルサイト 2012年9月15日公開!
政経往来 |【Fujisan.co.jp】の雑誌・定期購読
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ロータリークラブ 2750地区 青少年交換プログラム サマーキャンプ 富士登山 |
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8月24日より27日まで「ロータリークラブ 2750地区 青少年交換プログラム サマーキャンプ 富士登山」に参加させていただきました。ロータリークラブの青少年交換プログラムは、毎年8千名以上の学生が参加し、80ヶ国以上で実施さています。このプログラムは、各国のロータリークラブ同士がそれぞれの地区の高校生を海外に派遣し、同時に派遣先からの高校生を受け入れることによって、相互に約1年間の交換留学を行うものです。今回のサマーキャンプはその一貫として行われ、前途ある若者達とともに楽しい4日間を過ごしました。富士登山では、今回は登頂は果たせませんでしたが、続々と頂上を目指す多くのご高齢の方々を見るにあたり、いつか必ずと思った次第。それにしても高い山は実に清々しく気持ちのいいものです。眼下に広がる雲海、下界では残暑にあえいでいる毎日、朝晩では肌寒いくらいの涼しさでした。富士山は、やっぱり日本一のお山でした。
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中国安陽周易学会交流訪問、殷墟博物苑、文字博物館、羑里城・周文王演易所見学の旅 |
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6月30日より7月3日まで中国安陽市、北京市への旅にいってまいりました。
7月1日、たずねたのは安陽市殷墟博物苑、地下博物館、車馬坑、甲骨文字碑廊、婦好墓などを見学いたしました。
殷墟とは河南省安陽市に位置する紀元前1600年~1046年頃にきずかれたとされる古代中国殷王朝後期の遺構です。紀元前1600年は、世界史でみると、中東のチグリス・ユーフラテス文明では
ヒッタイト王ムルシリ1世によるバビロニア攻略があり、ナイル地域では古代エジプト第14王朝~第15王朝の時代にあたります。殷墟で発掘された甲骨には文字が刻まれ、合計で5,000字以上の文字が確認され、そのうち1,700字ほどが解読されています。この古代文字の出現において、ちょうど古代バビロニアでは楔形文字が粘土板に刻まれ、エジプトにおいても象形文字が使われた時代と不思議に一致していることに、人間の歴史の不思議を感じます。
さらに、文字博物館をたずね、そこでは中国における甲骨文字解読の第一人者であり中国社会科学院考古学研究所安陽作業所の唐際根所長より実際の遺物の紹介や、甲骨文字に関する解説をしていただく機会にめぐまれ、とても勉強になりました。
午後には過去、数度の訪問の折、何度か意見交換をさせていただいている安陽周易学会との交流会に安陽市市長秘書長・王礦成様、同行のお弟子さんとともに出席し、秦文学会長、陳凱東、刘晥廷、譚朞仁、周金鼎、各副会長と、とても有意義な意見交換をさせていただきました。また、その際、本年9月に台湾の周易研究者を招いて開催される国際周易学会への招聘をいただきました。
翌7月2日には羑里城・周文王演易所を見学いたしました。羑里城は「周易」の発祥地とされ、殷紂王が周文王を拘禁した所で、中国歴史上で文字に記録された初めての国家監獄です。周文王はここに拘束され、周易を作り出したとされています。あらゆる占学の祖である周文王演易所を訪れることは、日々実践易学に携わる私にとって大変意義のあることであり、今まで以上に自分の責任の重さを感じた次第です。
今回の訪問最終日には北京に戻り、故宮博物館を見学、中国の素晴らしい文化遺産にふれることができました。
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今日、6月7日(木)大阪天満宮会館にて、第79代(孔子直系)孔垂長氏をお迎えして講演会と合わせて懇親会が開催されました。
始めに論語普及会学監の伊興田覺先生から、安岡正篤先生をはじめ、歴史に翻弄されながらも中国と台湾に於いて代々と受け継がれる孔家の由緒と儒教恩を「道縁」は「無窮」であると同時に、因縁は「縁尋帰妙」を基として日本の風土に定着していることが大変素晴らしい・・・と話されました。
今年97歳となります先生に大拍手が止まらず。その後、昨年9月28日、台湾の孔子誕辰2552周年釋奠で無事祭主を勤められました第79代垂長先生からのご講演を拝聴いたしました。おじい様の孔徳成から種々な教えを受け、今日の論語教育を国内外に広める活動をされているご様子を語っておられました。
その中でも偉大な「徳」うぃ備えるあり様を次のように、「道」とはぼんやりした形象ではあるが、やがてその奥から生き生きとした生気が動き出す。純粋で確かな手応えが必ずある・・・と。「道」jは、そうした忘我の陶酔状態の中で初めて体感される。声なき声が聞こえ、形なき形が見え、その体認、体得こそがやがて「徳」をつくり出すのであると受けたまわりました。
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孔垂長氏 |
孔垂長氏 |
孔垂長氏ご家族、
伊興田先生と |
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平成24年4月15日、関西師友協会主催による大阪府四条畷神社で開催されました篤教講座第百四十回記念講座に出席させていただきました。久しぶりに逢う同友や友垣にうれしいひと時をすごしました。
昭和59年に東京師友会に入り、その後この会が閉じられ関西師友協会に統合されたことにより、伊興田先生と出会うことができました。このご縁は正に「縁尋機妙」であり、四条畷へ通うきっかけとなり、それ以来、先生のご講義、とくに易経と論語を神(心)学として学び続けさせていただいております。
私に限らず、こうした子弟のご縁は、論語普及会に於ける聞学起請文の六条にあります「松陰先生曰く、徳を成し材を達するには、師の恩、友の益多きに居る。故に君子は交游を慎しむ。」のように、師の恩、友の益として、今日の社会や世代間、とくに若者たちにより広く必要とされているようにも思えます。伊興田先生の「啄同機」(易経)からの講話は心に残る貴重な時となりました。
記念講演の後で行われた懇親会では、多くの諸先輩の方々の前で「清話」の機会をいただき、私なりの篤教講座への取り組み、我が師と仰ぐ伊興田先生への感謝を申し上げました。永く篤教講座を開催されております関西師友協会の方々に改めて御礼を申し上げます。
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3月26日、無錫市人民対外友好協会のお招きにより、無錫市博物館で開催された「華鳥展」開幕式に参加、開幕に先立っての祝辞の大任を仰せつかりました。上海社会科学院 哲学博士 楊宏聲氏の紹介文によれば、華鳥氏は、『華鳥は八十年代後半より、日本の芸術界、特に書道界で頭角をあらわし、そこから画風が多様に変化していった。それは写実から印象まで、具象から抽象への、独自の画風より更に総合的な芸術フォームを追い求め、その創作は見応えがある。その中でも「宇宙シリーズ」は最も幻想的で奇妙な作品である。「宇宙シリーズ」は純粋たる抽象形式の絵画であり、高度な叙情性があり、濃厚な色彩の中から強烈な詩情がにじみ出ている。画家は抽象形式を手法と見成し、内在的な景象を尊重する。表からみると、単純化にされたが、実際には内在的な充実性をもたらした。実在より充実した空虚、満杯より拡大した広大さ、それは画家が我々のために提示した宇宙間の有から無へ、隠された交替の情況である。』と評されております。展覧会では、各作品の中に描かれた、私が奉じる易の世界にも通じる宇宙と自然の妙に圧倒されました。
無錫市滞在中、一昨年6月に第十三回世界易経大会に参加した時にお会いした魯楊才と再会し、その際、なんと「世界著名易学文化和諧大使」の栄誉証書をいただきました。身に余る光栄と、日本における易の研究が、周易発祥の地とされる無錫市の地で幾分かでもご評価いただいたことについて、わずかながらも易を奉ずる者の一人としてとてもうれしく思いました。
なお、中国の昔の有名な書院の一つである東林書院を訪ねることができました。南宋の初期の儒学者である楊時が江蘇無錫に18年間逗留した際に程顥・程頤の学問を講じるために設けたのが起源とされています。驚いたのは、その敷地内にに「こぶし」の花が咲いていたこと、「田打ち桜」とも呼ばれるこの花、中国にも咲いていたんですね。
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常盤会グループすみれ講演会
演題 「日本人と暦」
日時 平成24年、3月14日(水) 午後1時~3時(開場12時30分)
会場 学習院女子部C会館内 常盤会館 |
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「産経ジュニア書道コンクール'12」の審査委員仰せつかりました。今回は昨年を上回る約6600点の応募作品があり、どれもすばらしい作品ばかりで驚きました。書は心の中の思いがそのまま作品となります。ジュニアのみなさんが、真っ白な半紙を前にしてどんな心もって作品を書いたのかを想像し、同時に無垢な心で書かれた書の素晴らしさに感動しながら審査させていただきました。審査は2月15日(水)に行われ、文部科学大臣奨励賞に木幡咲絵(こはた・さきえ)さん(青森県・中3)、ジュニア大賞に枦冬馬(はし・とうま)さん(鹿児島県・小3)など入賞者が決まりました。なお、3月中旬には産経新聞紙上と本ホームページ及びいべさんホームページで詳しく紹介するほか、入賞作品に加えて特選、秀作、入選に輝いた作品は3月24日(土)~27日(火)に東京・池袋のサンシャインシティワールドインポートマート4Fにて展示いたします。ぜひ、ごらんいただきたいと思います。
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常盤会グループすみれ講演会
演題 「日本人と暦」
日時 平成24年、3月14日(水) 午後1時~3時(開場12時30分)
会場 学習院女子部C会館内 常盤会館 |
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1月29日、130余名様のご出席により東京、丸の内、東京會舘にて恒例の象英会 新年講演・親睦会が開催されました。
井上象英先生による新年講演では、壬辰:六白金星の態勢、各九気性の運勢を中心にお話され、とりわけ天変地異については参加されたみなさんが熱心に聞き入っておられました。
講演概略は以下の通りです。
態勢…「壬」は亥の内在するものが増大する貌。胎児なら大きく成長して母親のお腹が膨らんでいる姿であり、妊娠の「妊」を示す。また"引っ提げる"意がある為「人偏」を付けて、「任」の様々な問題を抱えることを指す。政局も収縮、殺滅を繰り返し、野心をもった時局便乗型の人間が沢山出てくる。それは前例にない外向的な動きであり、辛の諸問題が一層増大して事に任ずる人物が惹起してくる。しかし、勢いよくその芽を伸ばすことが出来ない。今年は妨害の方が強いから芽の伸び方が苦しいのです。
辰年や六白年の傾向
1:大雪に猛暑、寒暖差の激しい異常気象は続く。梅雨前線の停滞や大型台風による氾濫と山崩れ。竜巻や強風被害、空気の乾燥による山火事や火災など、防災対策は万全であること。旱魎、日照被害は農作物の生育に影響する。
2:「環境」や「節約」を重視した付加価値や技術力を駆使した商品や作品が目立っ。
3:外交か国防か意識改革が必要に。政財界で泥縄的脱税事件発生。教育、医療機関でモラルの問題。ロシア、中国、ユーロ圏、そしてアメリカ経済に激震が走る。
今年のキーワード=「悪戦苦闘」&「無限の循環」
気になる大地震については、昨年ほどではないにしろ、2014年までは、大地震が起きる星回りにあり、日頃の注意、防災が肝要とのこと。
講演に引き続き、昼食懇親会、 生田流箏曲演奏家・榎戸二幸様による心が洗われるような素晴らしい琴演奏、そして毎年恒例の福引大会と、大盛況のうちにお開きとなりました。
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1月28日、東京都港区芝公園の東京プリンスホテルにて開催されました致知出版社主催 新春講演会「人間力」を聴講いたしました。講演者は日野原重明氏 (聖路加国際病院理事長)、渡部昇一氏 (上智大学名誉教授)、藤尾秀昭 (致知出版社社長)、テーマである「人間力を高める」の意味とその方途について、3氏それぞれのお立場からの内容の深いお話に感服いたしました。講演終了後の懇親会では、突然、主催者より鏡開きの大役に指名されて壇上に招かれ、各界著名な方々と新年早々のおめでたい役をはたせた事、身に余る大きな喜びでした。 |
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年頭ご挨拶
新年明けましてお目出とう御座います。
昨年は震災で悲しみと苦悩に包まれた一年でしたが、平成24年(2012年)は壬辰・六白金気性の星回りとなります。
「壬」は“妊”に象徴されるように孕む、何かを潜在させる意味があり、「辰」は“震”や“振”と同意義で、ゆれる、揺らす、動き始める働きを意味します。九気性は、自らの意思や経験則に基づいた力量を頼みとする六白金気性の年となりますが、その言動に警告を促すような星の配置です。
今年は、行財政の根幹を揺るがす政治ショーが展開する暗示があり、アメリカやソ連、韓国や中国もしかり、国のリーダーが交代する歴史的一年となれば、世界的に新しいイデオロギーの波が発生するのではないでしょうか。
孟子に「一陰一陽之道謂」の一説がありますが、何時の世も天と地と人間が調和協調し合うことで万物が生成化育される、豊かさと自然の不変性を教えています。
私たちも古の賢人達の教えを振り返り、個々に自覚を持つべきではないでしょうか。
平成24年 元旦
記:井上象英
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「被災地の子どもたち-いま、私たちができること-笙、篳篥の音色:東儀秀樹がいざなう 雅楽の世界」東日本震災復興支援チャリティコンサート |
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12月1日、東京商工会議所女性会主催による雅楽師 東儀秀樹氏による「被災地の子どもたち-いま、私たちができること-笙、篳篥の音色:東儀秀樹がいざなう 雅楽の世界」東日本震災復興支援チャリティコンサートが開催され、ふつつかながらも進行司会を務めさせていただきました。当日はこの催しにご賛同いただいた沢山の方がおいでいただき、和やかな雰囲気のうちにも、震災で被災した子どもたちへの熱い支援の輪が会場に広がり、とてもうれしく思いました。震災からおよそ10ヵ月、被災地は、まだまだ復興の途上にあります。これからも、微力ながら被災地のみなさん、子どもたちを応援してまいりたいと思います。 |
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11月25日、赤山大明神 月次祭を催行させていただきました。当日は大行満大阿闍梨 上原行照師による御加持 厳修や縁日が行われました。赤山禅院につきましては既に何度もご紹介させていただいておりますが、「平安時代に慈覚大師 円仁の遺命によって創建された、比叡山延暦寺の塔頭。京都・修学院離宮近くの閑静な地にある紅葉の名所です。本尊の赤山大明神は、陰陽道の祖神とされる中国の神 泰山府君を勧請したもので、京都御所の表鬼門を守護しています。鬼門除けの猿が知られ、方除けのお寺として信仰されています。比叡山の千日回峰行とも関わりが深く「赤山苦行」で知られます。千日回峰行を修めた大阿闍梨により「八千枚大護摩供」「ぜんそく封じ・へちま加持」「珠数供養」をはじめとする加持・祈祷が行われています。都七福神の福禄寿のお寺としても知られ、また毎月行われる五日講が古くから商人に信仰され「五十払い(ごとばらい)」の起源となるなど、さまざまな信仰を集めています。」とされています。ご縁をいただき赤山禅院鑑定士として永らくお勤めさせていただいております。なお、当院は、紅葉の名所と知られ、院境内にかかる紅葉の見事なこと、感動いたしました。
26日は、象英会・会員でございます月華氏の仏画個展を北区紫野にございます大徳寺を訪ねました。過去何度か個展を開催されている月華氏ですが、京で修行を重ねながらの創作活動に新境地を開きつつあると見え、今後の反転発展が楽しみでございます。なお、大徳寺ご住職より書を賜りました。そこには、こう記されております。「佛さま 貴方も私も 皆佛 佛のすること 皆ありがたき」
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埼玉県草加市国際交流協会 草加市主催 安陽市代表団歓迎レセプション |
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10月25日、埼玉県草加市の友好都市でございます中国河南省安陽市からの代表団ご訪問に際し、代表団歓迎レセプションに参加させていただきました。当日は安陽市人民政府副市長 張曼如様、安陽市外事弁公室主任 秦建華様、安陽市人民対外友好協会副秘書長 王国英様、安陽市湯陰県人民代表大会副主任 秦英林様を含む10名の代表団をお迎えいたしました。安陽市は、私にとりましてもとても縁が深い占学発祥の地ともいえる殷墟遺跡があるところでございます。中国、殷の時代には亀甲や動物の骨などを用いて当時の政事や天候、農産物収穫などを卜占していました。やがてそれらが後の易や様々な占学として集約され、今日の占学となっております。その意味で、私の観象学のルーツともいうべき地でもございます。また、その当時に用いられた甲骨文字は後に漢字として発展し、今日私たちが用いている漢字の原点でもあります。今回代表団としてお迎えした方々の中に、私が昨年、安陽市を訪問させていただいた際に、とてもご親切にしていただきました秦建華様、王国英様もおられ、旧知の友人として歓談、和やかな時をすごさせていただきました。その際、安陽市人民対外友好協会より「安陽市人民対外友好協会文化交流顧問」に任ずる旨の辞をいただき感激、又、お土産として骨に書かれた甲骨文字をいただき、とてもうれしく思いました。今後も「安陽市人民対外友好協会文化交流顧問」の任に恥じぬよう、安陽市との友好にささやかながらも尽力して参りたいと思います。
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9月28日~29日、台北にて開催されました「孔子誕辰2552周年釋奠」に参列させていただきました。孔子様につきましては、以前から何度もこのコーナーでとりあげさせていただいておりますので多くの方がご存知だと思いますが、あたらめてご紹介させていただきます。孔子様及び高弟の言行を記録した書といたしまして「論語」がございますが、二千数百年経った現代においても世界中で多くの人々に読まれています。「論語」は人が生きる上でもっとも大事なことを示しています。政、王道、処世など、それぞれの立場にある人間が何を気をつけ、何を為さねばならないのか、ひとつの思想として私たちに語りかけています。また、孔子様は私の生涯の学としての観象学にとても大きな影響を与えています。占学は暦学と同様に、人が人として生きていく人生の道しるべであります。孔子様による周易に関する卓見は今も多くの占学の根本となっております。今回は論語普及会の方々とご一緒させていただき、とても内容の深い旅となりました。皆様も、ぜひ「論語」をお読みになってはいかがでしょうか。
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9月24日、昨年同様、伊勢神宮を参拝させていただきました。参拝の日、心身を洗うがごとき日の出を見ることができました。外宮、内宮に参り、御垣内にて参拝させていただき、御神楽を奉納させていただきました。今回は、以前にもまして身に余る祝詞を奉じていたき、心が震えるばかりの感動の参拝となりました。また、以前から拝見したいと思っておりました三石をたずねました。
25日は赤山宮の秋季例大祭に参りました。釜の響き、鳴り方で吉凶を予想するという釜鳴神事を執行させていただきました。古来「吉備津の釜」に端を発し、邪気や不浄を祓う神事とされます。大祓い祝詞を上げる中、お釜を焚き、牛の咆哮に似た音は吉兆の証。鳴りが悪い場合、或いは音が止む場合は凶兆とされています。音のなっている釜を持って参列者への加持を執行し、赤山内を歩き、祓い清めて、「無病息災」「家内安全」などの祈願祭を行いました。
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8月20日~21日、大阪市論語普及会大阪事務所で開催されました「論語指導者研修会(夏季講座)」を受講させていただきました。私が人生の師と仰ぐ伊興田学監による「論語と人間学」をはじめ、村下好伴先生「孔子の身世」「論語と孝経」、鈴木重夫先生「論語の漢字考」、山本正進先生「大学」、室谷安宏先生「小学」などを受講させていただきました。皆様もご存知の通り、論語は孔子とその高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書でございます。孟子、大学、中庸とあわせて四書のひとつに数えられえており、人間の本義としての徳性、道徳、礼、習慣、知能、知識、技能、技術などが説かれております。およそ2000年経た現代においても、その真義は生き続け、日本の古代より、とりわけ明治、大正、昭和の時代を担った多くの人々の精神的支柱になっております。また、孔子様は、私が専門とする易、気学においても非常に密接な関係を持っております。「論語指導者研修会」と冠されておりますが、私自身にとっては、まだまだ学ぶべきもの、教えを乞うものであります。今回は、2日間にわたりとても充実した聴講となりました。なお、ただ今、小学生の夏休みの感想文よろしく、今回の受講の宿題として感想文を書いております。
⇒論語普及会 |
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平成23年度 第40回 (社)立川法人会 夏季経営者研修会 講演 |
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8月28日~20日、箱根湯本温泉、ホテル南風荘にて開催されました「平成23年度 第40回 (社)立川法人会 夏季経営者研修会」にて「『日本の暦』その歴史と卜占-日常の通例行事に隠れた暦のキーワード-」と題し、講演させていただきました。
講演では約1時間半にわたって
●四季の変化を知る「自然暦」
自然によって律する生活
●二十四節気と雑節
一年365日を四季に分け、更に二十四節に分割し季節感を出す。
●天干と地支
大宇宙の「時間」と「空間」の秘密
●一朔望月
古代中国ではこの一定の法則(周期と循環)によって動く天体の運行を眺め、暦という便利なものを作り出した。
●天空に画かれた28宿と干支
甲骨文字(十干と十二支)
●卜占に使う亀の部分
●暦の全国版
●計量化出来ない情報的役割
などをお話しさせていただきました。
余談ではございますが、久しぶりに訪れました箱根湯本、東京からも近く、箱根の緑に包まれた、とても素晴らしい温泉でございます。皆様もお出かけになってはいかが。 |
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2012年「幸せをつかむ方法」(旧象英暦)リニューアル発行のお知らせ |
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2012年「幸せをつかむ方法」(旧象英暦)リニューアル発行のお知らせ
このたび、今までご愛顧頂いておりました「象英暦」がリニューアルいたしました。
名称が、2012年「井上象英の幸せをつかむ方法」となり、新たに、こよみの見方を追加し、こよみをより簡単に読み解くための導入本として生まれ変わりました。
東日本大震災を的中させた象英先生の「2012年を占う」のコーナーや人気の各月の占いは継続して掲載されております。
⇒2012年「幸せをつかむ方法」はこちらから |
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8月25日、皇城表鬼門 比叡山延暦寺 赤山禅院月例祭に参りました。このたびは、日頃より、ご加護を賜っております赤山大明神様への感謝の気持ちを込めて金幣・御神鈴の煤払いをさせていただきました。また幣帛を奉納、各神事に同座させていただきました。すでご存知かと思いますが、赤山禅院は「平安時代に慈覚大師
円仁の遺命によって創建された、比叡山延暦寺の塔頭。京都・修学院離宮近くの閑静な地にある紅葉の名所です。本尊の赤山大明神は、陰陽道の祖神とされる中国の神
泰山府君を勧請したもので、京都御所の表鬼門を守護しています。鬼門除けの猿が知られ、方除けのお寺として信仰されています。比叡山の千日回峰行とも関わりが深く「赤山苦行」で知られます。千日回峰行を修めた大阿闍梨により「八千枚大護摩供」「ぜんそく封じ・へちま加持」「珠数供養」をはじめとする加持・祈祷が行われています。都七福神の福禄寿のお寺としても知られ、また毎月行われる五日講が古くから商人に信仰され「五十払い(ごとばらい)」の起源となるなど、さまざまな信仰を集めています。(皇城表鬼門
比叡山延暦寺 赤山禅院ホームページより引用)」でございます。どうぞ、京都にお出での際には、ぜひとも赤山禅院にお立ち寄りください。なお、隔月(奇数月)25日(曜日に関係なく)に象英は赤山禅院にて無料鑑定会(但しおローソク代が必要です。)を行っております。こちらも合わせてご利用ください。
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6月4日、東京銀座「みちば和食 銀座 たて野」にて、約35名の方々の御臨席をたまわり、日頃のご指導、ご支援への感謝といたしまして、ささやかながら株式会社象英企画創立30周年記念パーティとして宴席をもうけさせていただきました。思えば17歳の時、父、観象学人(易道観象派宗家)の門下生となって以来、占学の道を進んで参りましたが、自らの励みとし、社会貢献の一助となるべく興しました株式会社象英企画が、本年30周年を迎えることができましたことは、ひとえに多くの方々のご指導、ご鞭撻の賜物として深く感謝しております。株式会社象英企画が、たとえわずかばかりでも社会のお役に立てますよう、一層の精進に励んで参る所存でございます。今後とも、株式会社象英企画を宜しくお願い申し上げます。
井上象英 再拝
追記:当日、お料理を作っていただきました「みちば和食 銀座 たて野」の館野雄二料理長にあらためて御礼申し上げます。供されたましたお料理のどれもが、見目も美しく、素晴らしいお味でした。道場六三郎氏直伝の創作和食の真髄を堪能させていただきました。 |
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東京商工会議所女性会経営セミナーに参加いたします。
我が師とも仰ぐ伊與田覺先生による「一貫論語塾」~論語に学ぶ経営学~「子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。子曰く、君子は器ならず。」と題されたこのセミナー、今からとても楽しみにしております。
伊與田覺先生 略歴:
大正5年高知県生まれ。学生時代から安岡正篤氏に師事。昭和15年青少年の学塾有源舎発足。21年太平思想研究所を設立。28年大学生の精神道場有源学院を創立。32年関西師友協会設立に参与し、理事・事務局長に就任。その教学道場として44年には財団法人成人教学研修所の設立に携わり、常務理事、所長に就任。62年論語普及会を設立し、学監として論語精神の昂揚に尽力する。第1回は震災の影響などで中止となりましたが、今回は第2回目、6月18口(土)に開催。心を引き締めて聴講させていただきます。 |
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三鷹の森ジブリ美術館・井の頭自然文化園合同視察会および交流会 |
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6月8日、東京・武蔵野・町田商工会議所女性会共催事業「三鷹の森ジブリ美術館・井の頭自然文化園合同視察会および交流会」の出席させていただきます。武蔵野の豊かな森と水の残る井の頭恩賜公園。自然環境に恵まれたこの公園内にある文化施設の視察、さまざまなアニメ事業の企画展示を行っている「三鷹の森ジプリ美術館(三鷹市立アニメーション美術館)」、長崎平和祈念像の作者として知られる北村西望氏の作品を展示する彫刻園やゾウのはな子さんで有名な「井の頭自然文化園」を訪れます。こちらも、今から楽しみです。
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先月、お話いたしました中国・安陽の旅に24日~27日の日程にて行って参りました。殷墟博物園(地下博物館、車馬坑、甲骨文字碑廊、婦好墓)、王陵区、安陽周易研究会、易園、美里城(周文王演易所)、紂王墓などを訪ねました。
24日羽田空港を出発、北京より車で約6時間ほどで安陽に到着、当日夜は安陽市政府秘書長、外事弁公室のお招きによる晩餐会。
翌25日は、安陽市内施設見学、殷墟博物苑(地下博物館、車馬坑、甲骨文字碑廊、婦好墓など)、王陵区を訪ね、殷時代より発掘された様々な考古物を見学させていただきました。発掘物の中では特に古代、卜占に用いたとされる甲骨に書かれた文字に興味を持ちました。その中で、一部、自分でも解読できる文字を発見し、嬉しく思いました。また、昨年6月に第十三回世界易経大会に出席させていただいたご縁もあり、安陽周易研究会の方々と歓談させていただきました。そこでびっくりいたしましたのは、なんと、私を安陽周易研究会顧問にご推挙いただいたこと、今後も、周易を研究する者の一人として身の引き締まる思いがいたしました。晩餐は、安陽市政府の党政総合楼宴会庁で張笑東市長、張曼如副市長と会見の後、中国文字博物館、殷墟博物館の指導者などとご一緒させていただきました。
26日は、美里城(周文王演易所)、淇県比幹廟(古朝歌)、射王墓などを見学させていただき、翌27日帰国いたしました。
今回の安陽市訪問では、周易にかかわる様々な遺物を拝見し、又、中国の易研究の専門家の方々と意見交換ができたこと、書籍だけでは理解しえない、易の奥深さに触れた思いがし、とても勉強になった旅でした。現在進行中の周易解説執筆を、なんとしてもやり遂げねばと決意を新たにした次第です。
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