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【象英だより】2023年4月の活動報告と「春の彼岸」のお話

2023年4月の活動報告

桜や藤の花の時期も終わり、本格的に夏の到来となります。

思いがけない寒暖差で体調を崩された方も居られるのではないでしょうか。

自分は、令和6年の暦の執筆作業が始まり「象英暦」の最盛期に入って居ります。

従って活動範囲は都内。これからしばらくは書斎に立てこもることが多くなりそうです。

春分例祭の執行がありました。三遊亭歌司様は親交のある落語家ですが、時々楽しみに伺っています。

時に、28日には東北工業大学のライフデザイン学部で、「日本の暮らしを暦から学ぶ」の講義をしてきました。 そのお話は、来月にご報告いたします。

「春の彼岸」のお話

春分の日を中日として、その前後それぞれ3日間と、合わせて計7日間を「春の彼岸」と言います。初めの日を「彼岸入り」として、最後の日を「彼岸明け」となりますが、今年は23日になりました。

「彼岸」とは字の通り彼の岸、向こう岸のことをさして言います。生死を境にしてあちら側は悟りの世界、こちら側は此岸と言って、欲望うずまく煩悩の世界(?)と言われているのです。 今日では、お墓を持たない人も本家のお墓にお参りする機会があったのではないでしょうか。

この時、お墓のお掃除やメンテナンスもありますが、ご先祖様の眠るお墓の前では、家族の無事健康をお願いし、楽しい報告をしたいですね。

そして衣替えの時期でもあります。 平安時代の公家社会では、季節の変化に合わせて着替えることはオシャレであり、素敵なエチケットだったと言うことです。

 

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